ビヨンドは4月11日、WordPressを使ったウェブサイトに特化したクラウドサービス「WebSpeed(ウェブスピード)」をリリースした。
必要な機能はすべて事前にセットアップしており、サービスの申込み後すぐにWordPressを利用でき、サーバーやセキュリティーの構築・運用や、WordPressのセキュリティーアップデートなどを意識することなくウェブサイト/システムの制作・開発に注力できるとしている。
最初からWordPressがインストール済みの環境を利用できるほか、ウェブサイトやシステムの高セキュリティー・高速化に必要なWAF・CDNの機能を標準実装。インターネットを介した攻撃の防御・サイト表示のキャッシュ機能などを利用するための別途料金の必要がなく、プラグインの自動更新・アップデート機能により常に最新のセキュリティー状態を保つことが可能。
サービス申込み時にウェブサイト/システムの仕様・環境に沿って、PHPバージョンを3パターンから任意で指定できるため、顧客が求めるウェブサイト/システムの幅広い要件に対応可能としている。SSL/TLS証明書とDNSが無料で利用できるほか、独自のクラウド/サーバー基盤で稼働するため、従来のクラウド型のサーバー・サービスにあるようなウェブサイト/システムへのアクセスに伴う毎月のデータ転送量の従量課金がなく、ネットワーク帯域も無制限で利用できる。
初期費用は不要、エントリー/スタンダードの2プランが用意される。