指紋センサーなど、安全性を考慮した機能も搭載!
富士通の13.3型ノート「LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】」は、安全・快適を提供するプリインストールソフトも魅力
2022年03月16日 09時00分更新
約865gからという軽量さが際立つ「LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】」は、富士通クライアントコンピューティングの直販サイト「富士通WEB MART」にて販売している13.3型モバイルノートだ。通常モデルの価格は19万5140円だが、3月23日14時までは15万2209円。
今回試用するモデルでは、これだけ軽量な仕上がりでありながら、CPUにCore i7-1165G7(4コア/8スレッド、最大4.70GHz)を採用。GPUはCPU内蔵の「インテル Iris Xe グラフィックス」で、13.3型ノートとしてはかなりのスペックが見込める。そのほかの仕様はメモリーが32GB、ストレージが1TB SSDとなる。
前回の使用感に続き、LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】のプリインストールソフトなどについてお伝えする。
ボディーだけでなく、プリインストールソフトもミニマル
富士通のパソコンといえば豊富なプリインストールソフトにより、本体を買っただけでさまざまなことができるというのがウリのひとつだ。しかし、LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】では、自分の好きなソフトを自由に選びたいと考えるハイリテラシーなユーザーをターゲットにし、そうしたソフトをセキュリティーとハードウェア維持に必要なものだけに絞って空き容量を増やしている。容量の限られたモバイルノートではうれしい配慮だ。
厳選されたプリインストールソフトの中で特長的なのが、環境音がある中でも快適なオンライン通話を可能にする「AIノイズキャンセリング」だ。簡単な操作で、本体にマイクとスピーカーのノイズキャンセリングを行なうかどうかを選べる。マイクでは、多人数で話をする際には「周囲の人の声を拾う」に、ノイズのある場所で自分の声だけを伝えたい場合は「周囲の人の声をカット」といった設定ができる。
オンライン会議で自分の声を正確に届けたい、相手の声を正確に聴き取りたいと考える人にとって、AIノイズキャンセリングは便利に思えるはずだ。LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】は、テレワーク向けマシンにふさわしいといえる。
そのほか、パソコン運用において重要なセキュリティーを高めるため、「マカフィーリブセーフ3年版」もプリインストール。テレワークなどの作業を快適にするソフトウェアだけでなく、セキュリティーソフトも搭載されている点は、とてもありがたく感じる。
生体認証でも安全性を高める「指紋センサー」搭載
LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】には、前述のソフトウェア以外にも、安全性を高めてくれるハードウェアも搭載。なんと、キーボード右上の電源スイッチには「指紋センサー」が備わっているのだ。これにより、指をタッチさせるだけでサインインができ、パスワードや個人情報の漏洩を防いでくれる。簡単かつ高セキュリティーが実現できるというわけだ。
次回は、ベンチマークにてLIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】の実力を見ていく。
LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】の主なスペック | |
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CPU | Core i5-1135G7/Core i7-1165G7 |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット、ノングレア) |
内蔵ドライブ | - |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5 |
インターフェース | Thunderbolt 4(Type-C、USB PD、DisplayPort Alt Mode対応)×2、USB 3.2 Type-A×2、HDMI出力、3.5mmステレオ・ミニジャック、SDカードスロット |
サイズ/重量 | 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm/約865g~ |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |