CureAppは3月9日、本態性高血圧症に対する治療アプリ(以下:本治療アプリ)が薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会において薬事承認が了承されたことを発表した。
本治療アプリは同社が自治医科大学内科学講座循環器内科学部門と共同研究を行なっていたもので、かねてより薬事申請を行なっていた。
2022年度診療報酬改定案で「プログラム医療機器等医学管理加算」の項目新設が了承されるなど制度面での追い風もある中で今回は、治療用アプリとして初のソフトウェア単体での薬事承認了承となったという。
これは、国民病と言われる高血圧症に対し、薬だけに頼るのではなくアプリで生活習慣の修正を支援するデジタル療法を実現する「高血圧症治療アプリ」誕生への一歩だという。
なお、高血圧領域における治療用アプリの薬事承認の了承は「世界初」だとしている。