有線LAN端子、Thunderbolt 4、SDカードスロットなどを搭載
アッと驚く最軽量時865g! 持ち運びも使い勝手も抜群な13.3型ノート「LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】」
2022年03月11日 09時00分更新
富士通クライアントコンピューティングの「LIFEBOOK UH」は、最軽量時が驚異の634gという13.3型モバイルノートパソコンだ。なかでも「LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】」は、直販サイト「富士通 WEBMART
」のみで販売される特別仕様モデルだ(こちらは最軽量時865g)。通常モデルの価格は19万5140円だが、3月23日14時までは15万2209円。
今回試用するモデルの主な仕様は、CPUがCore i7-1165G7(4コア/8スレッド、最大4.70GHz)、GPUがインテル Iris Xe グラフィックス、メモリーが32GB、ストレージが1TB SSDとなる。
今回はLIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】を実際に使ってみた感想をレポートしよう。
13.3型でも見やすいマットなディスプレー
LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】の液晶パネルはノングレアタイプなので映り込みはほぼなく、実際に持ち歩いて使ってみたが、どんな場所でも非常に見やすかった。TFTのIGZO液晶を採用しており、視野角が広くて見やすい。VODサービスで映画を視聴したときも、サイズは13.3型だからともかくとして、実測で左右約6mm、上部約7mmのベゼルは非常に狭く映像への没入感は高く感じた。
LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】のキーボードは、実測でピッチを約19mmも確保しており、非常に指を合わせやすい。コンパクトボディーなのに、右エンターキーまで含めて狭くなっているキーがないのには驚いた。また、タイピングポジションに手を置くと自然と右親指の位置に変換キーがくる。
スペースキーで変換している人も多いだろうが、筆者のように変換キーを活用するタイプの人間にとって使いやすい配置だ。富士通といえばカーソル周りのパームレストが曲線になっているFラインも見逃せない。カーソルキーを一段下げるために生まれた曲線で、このためタッチタイピング時の操作が格段にしやすくなっている。
キーそのものは、押し込んだ感覚とクリック感は軽めだが、ストロークは深いので疲れにくい。長時間の使用でも疲労を感じずミスタイプも少ないはずだ。
15mmの薄型ボディーに有線LAN端子まで備える充実のインターフェース
前回の記事でも紹介したが、約15.5mmという薄さのボディーに有線LAN端子まで搭載されているのは驚きだ。
個人的に一番うれしかったのは、SDカードスロットが搭載されていること。最近のモバイルノートはMicroSDスロットになっていることがほとんどで、デジタルカメラからデータを移す際にケーブルが必要になるのが面倒だった。扱いやすいサイズのSDメモリーカードを抜き差ししやすいのは、写真を撮る人には非常に助かるだろう。
左側面に並ぶThunderbolt 4のUSB Type-C端子は、給電(USB PD)と映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応している。これらの要素もモバイルマシンとしては大きな利点といえるだろう。USB Type-C端子は2基搭載されているため、ドックなどを接続する選択肢が増える点も魅力的だ。
次回はLIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】の中身、といってもハードウェアではなくプリインストールされているソフトなどを中心に紹介していく予定だ。
LIFEBOOK WU4/F3【FMV Zero】の主なスペック | |
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CPU | Core i5-1135G7/Core i7-1165G7 |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット、ノングレア) |
内蔵ドライブ | - |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5 |
インターフェース | Thunderbolt 4(Type-C、USB PD、DisplayPort Alt Mode対応)×2、USB 3.2 Type-A×2、HDMI出力、3.5mmステレオ・ミニジャック、SDカードスロット |
サイズ/重量 | 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm/約865g~ |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |


