前へ 1 2 3 4 次へ

これからPCを買う人必見!モンハンライズが平均160fps以上のRyzen 5&RTX 3060搭載ゲーミングPC入門機の実力を簡単に紹介

文●ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 最近は、競技性のあるゲームで競うeスポーツなどの影響もあり、パソコン(PC)でゲームをプレイする人が増えている。新型コロナ感染症による巣籠もり需要でゲームユーザー自体が増加した影響もある。実際に、2021年に世界最大級のPCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValve社が公開したデータでは、Steamのプレイ時間が2019年と比較して2020年では50.7%増えたと報じている。

 スマホやコンシューマーゲーム機のみならず、PCでも遊べるクロスプラットフォームタイトルも増えてきた影響も少なからずあるだろう。リモートワークやリモート学習でPCが必要になり、せっかくならゲームもPCでという人も増えているのではないだろうか。

 そんなPCをこれから購入する、もしくは買い替えたいと考えている人が悩むのは、PCのスペックだ。今回は、そんなPC入門者向けに簡単にオススメなAMD製CPU「Ryzen」搭載のPCを紹介したい。

「GALLERIA」では基本性能の高いRyzen搭載の
ゲーミングPCのラインアップを豊富に展開!

 実店舗やオンラインショップでPCを購入する際、いろいろとスペックが記載されているが、いろいろな数値があり複雑だ。そのため、ゲームをプレイするPCを選ぶなら、PCの頭脳にあたるCPUと、映像の表示能力に影響するGPU、この2つに絞って考えるとイイ。CPUは大別してインテルとAMDと2社の製品が存在するが、ここ数年よく耳にする「Ryzen」というCPUは、PS5やXbox Series Xなどのゲーム機にも採用されたAMD製のCPUだ。

 複数の作業をする性能が高く、基本どのモデルでもゲームをプレイするのに支障はない。重要なのはRyzenの後に来る数字で、「Ryzen 9」「Ryzen 7」「Ryzen 5」とあり、数字の高い方がより高い性能になる。“9”は現行の最高の性能を誇り、“7”がメインストリームの高性能モデル、“5”がコスパの良いモデルと考えておけば基本OKだ。CPU型番の名称の作りは簡単に説明すると以下のとおりだ。

CPU型番の作り

 ディスプレーと組み合わせて自宅で使用する、いわゆるデスクトップPCの場合のGPUは、ビデオカードやグラフィックカードなどと呼ばれるパーツに組み込まれている。このビデオカードは、現状大別してAMDとNVIDIAと、2社のモデルがあり、4桁の数字のうち0を除く2番目の数字が重要になる。

 AMD製であれば「Radeon RX 6900 XT」の“9”、NVIDIAであれば「GeForce RTX 3060 Ti」の“6”が、性能の指針になる。数字の高い方がより高い性能となり、“9”と“8”がハイエンド、“7”“6”がミドルクラス、“5”が低コストモデルとなる。

GPU型番の作り

 パーツごとにPCを自作する人もいるが、自分が欲しいスペックのPCを手軽に入手するならPC専門点のBTO(Build To Order) PCを購入するのがオススメだ。

GALLERIAでは、CPUやGPUごとにラインアップを探しやすく、中には注文してから翌日には出荷される即納モデルもある。ヤマト運輸により、安心・安全に自宅まで届けてくれる

 数多くのeスポーツ大会でPCを提供しているサードウェーブが運営する「ドスパラ」では、Ryzenを搭載するゲーミングPCを多数販売している。以下が同社のゲーミングブランド「GALLERIA」でオススメする5つのモデルだ。

5つのモデルは、CPUとGPUの組み合わせが異なる。より高性能なパーツ構成なほど、高解像度でゲームプレイが可能になる

 GPUはメーカーが、性能ごとにゲームをプレイする際のオススメの解像度を示している。もちろん、ゲームによって動作の重さは異なるが、たとえば最上位モデルは、いわゆるAAAタイトルなど映像美が高いゲームを4K(3840×2160ドット)といった高解像度で遊べる性能を有する。その下のモデルは4KとフルHD(1920×1080ドット)の中間にあたるWQHD(2560×1440ドット)、最も安価なモデルはゲームをフルHD(1920×1080ドット)で快適に遊べる性能となる。

解像度の違い

 最近、コンシューマーゲーム機でもフレームレートという言葉をよく耳にするが、これは1秒間に書き換わる表示数のことで、より高い数値の方が滑らかな映像として表示される。テレビやディスプレー側は、リフレッシュレートと呼ばれる画面の更新回数が対応数値になり、120fpsのゲーム映像は、リフレッシュレート120Hz以上の製品でないと数値どおりの滑らかな表示ができない。

 このフレームレートは、キャラの細かな動きによる気付きがプレイの快適度に繋がるFPS(ファーストパーソンシューティング)や、レースなどのゲームでの影響が大きい。前置きが長くなったが、とにかくどんなゲームでも最高画質で快適に遊びたい人は、この中の最上位「GALLERIA ZA9R-69XT」(以下、ZA9R-69XT)を、一般的なゲームを120fps以上の高フレームレートで遊びたいなら「GALLERIA XA7R-67XT」(以下、XA7R-67XT)または「GALLERIA XA7R-R36T」(以下、XA7R-R36T)、高解像度でゲームがプレイできなくてもイイから予算をできるだけ抑えたい人は「XA5R-66XT」「XA5R-R36」を選択するとイイ。

 今回はそんな中から「XA5R-R36」をピックアップ。どんなPCで、実際にフルHDでどれぐらい快適に遊べるのかチェックしてみよう。

前へ 1 2 3 4 次へ