2022年2月9日～15日のtweetデータから注目「コミック」流行語を探し出す

東リベ、キングダム、ワンピに着せ恋――Twitterはキャンペーン花盛り

2022年02月23日 18時00分更新

文● せきゅラボ

モンストコラボ開始で「ワールドトリガー」のtweet数が急増！

(C)葦原大介／集英社・テレビ朝日・東映アニメーション　(C)XFLAG

刀鍛冶の里編発表の鬼滅が貫録のトップ！

　いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり！

　国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2022年2月9日から15日までのツイートデータから、「コミック」に関連する注目ワードを大公開！

せきゅラボ注目の「コミック」関連ワード　2/9～15
	ワード	tweet数
1	鬼滅の刃	55万4386
2	ワールドトリガー	47万8349
3	呪術廻戦	33万5265
4	東京リベンジャーズ	11万7247
5	キングダム	11万4659
6	進撃の巨人	10万2642
7	遊☆戯☆王	9万1392
8	嘘喰い	7万8777
9	ONE PIECE	6万3651
10	その着せ替え人形は恋をする	6万1580

　1位は「鬼滅の刃」。TVアニメ『鬼滅の刃遊郭編』が2月13日に最終回を迎え、多くの感想が投稿されたほか、放送後に「刀鍛冶の里編」のアニメ化が発表されたことにより、ツイートが増加しました。

　2位は「ワールドトリガー」。2月12日からスマホゲーム『モンスターストライク』にてコラボイベントが開催されており、ツイート数が増加中。ほか、2月11日にメインキャラクター・雨取千佳が誕生日を迎え、お祝いツイートが多数投稿されました。

＼モンストでコラボ実施中！／
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ただいま、
TVアニメ「ワールドトリガー」とのコラボ第２弾開催❗️
人気のキャラ達が #モンストに登場‼️
この機会を見逃すな❗️#ワールドトリガー
— モンスターストライク公式(モンスト) (@monst_mixi) February 12, 2022

　3位は「呪術廻戦」。TVアニメ第2期の放送が2023年に決定したことでツイートが増加しました。そして作者の芥見下々さんによるお祝いイラストがTVアニメ『呪術廻戦』の公式アカウントから投稿され、2月18日時点で13.5万RTと大きく拡散されています。

　4位の「東京リベンジャーズ」は、米菓子「ばかうけ」で知られる栗山米菓とのコラボキャンペーンや、TPSバトルロイヤルゲーム『荒野行動』とのコラボが引き続き大きな話題となっています。

　5位の「キングダム」は、シューズブランド「テクシーリュクス」とのQUOカードが当たるコラボキャンペーンを実施中。

　6位は「進撃の巨人」。現在放送中のTVアニメ『進撃の巨人 The Final Season part2』が物語の佳境を迎えており、感想が多数投稿されているほか、米クランチロールのアニメアワードで「進撃の巨人 The Final Season Part 1」がアニメ・オブ・ザ・イヤーに選出されたこともtweet数増加の一因となっています。

　7位「遊☆戯☆王」は、Steamでの同時接続数が26万人を突破したことで話題となった、ゲーム『遊戯王マスターデュエル』に関するツイートが多数投稿されています。

　8位は「嘘喰い」。2月11日の実写映画版封切りに伴いtweet数が急増、また主演を務める横浜流星さんの「原作にない脚色を断った」というエピソードも話題です。

　9位は「ONE PIECE」。TVアニメ版の感想が多数投稿されているほか、ONE PIECE スタッフ公式YouTubeチャンネルやゲームアプリ『ONE PIECE バウンティラッシュ』がプレゼントキャンペーンを開催したことによりtweet数が増加しています。

　10位は「その着せ替え人形は恋をする」。本作のヒロイン・喜多川海夢のファンアートが多数投稿されているほか、スクウェア・エニックス公式アプリのマンガＵＰ！がクリアファイルプレゼントキャンペーンを開催中です。

そのキャンペーンサイト、偽物かも!?

　現状、ランクインするワードは人気作品のタイトルであることがほとんどです。作品名がトップ10入りするタイミングは大きく2つあるようで、1つがアニメ化・映画化といったメディア展開発表時、そして2つめがいわゆるプレゼントキャンペーン。今回のランキングでも4位、5位、9位、10位のtweet数増加にキャンペーンが関わっています。

　キャンペーン参加方法としては公式アカウントのつぶやきをRTする、もしくは当該tweetからキャンペーンサイトに飛んで応募することが大半ですが、このときに注意したいのがフィッシング詐欺（偽サイト詐欺）です。もし、キャンペーンを伝えるアカウント自体が偽物だった場合、つぶやきから飛んだ先も当然偽サイトです。偽サイト上で住所や氏名などを入力してしまうと、悪意ある人たちにあなたの個人情報が筒抜けになってしまいます。

　まるで公式のような素振りを見せていたアカウントが、じつは公式ではなかった！　という事例は山ほどありますので、あなたがフォローしているアカウントは本当に公式なのか、この機会に確認してみてはいかがでしょう。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Ｑ：「フィッシング詐欺」ってなに？

Ａ：多くの人が利用するWebサービスや金融機関、有名企業を装ったメールやSMSを送り付け、本物そっくりの「偽サイト」へ誘導することで個人情報などを窃取する詐欺行為。

　偽サイトでは、ユーザーIDやパスワードといったアカウント情報のほか、クレジットカード、銀行口座などの金銭に関わる個人情報を入力させようとする。送られてくるメールやSMSも本物に似せているので注意が必要。

^{※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。

ascii-rm@lab-kadokawa.com}

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