Apple Music、「Apple Music Home Session」にて海外でも勢力的に活動する「ONE OK ROCK」から空間オーディオにて独占配信
2022年02月18日 11時00分更新
Apple MusicはONE OK ROCKが参加する独占企画「Apple Music Home Session: ONE OK ROCK」を空間オーディオで公開した。
「Apple Music Home Session」は、さまざまなジャンルのアーティストが自分の楽曲や他のアーティストの楽曲のカバーを生演奏で収録する企画。豪華なスタジオを使用したり、フルバンドを従えての収録ではない分、シンガーのボーカル力やミュージシャンの類まれな演奏力がシンプルさを持って際立ち、生演奏の温かみと親しみやすさを味わえる内容。これまでに、The xxのシンガー/ギタリストのRomy、カイリー・ミノーグ、イヤーズ&イヤーズ、エリー・ゴールディング、Arlo Parks、スロウタイ、ロンドン・グラマー、CHVRCHES、サム・フェンダーなど大勢の海外アーティストが参加している。
ONE OK ROCKはアメリカ、ヨーロッパ、南アメリカやオーストラリアなどの海外でも勢力的に活動。今回、アコースティックで新境地を見せるセルフカバー「Wonder(Apple Music Home Session)」と、イギリス出身の世界的シンガーソングライター、アデルの2021年を代表する大ヒットアルバム「30」からのシングル「Easy On Me」へのロックオマージュ「Easy On Me (Apple Music Home Session)」をドルビーアトモスによる空間オーディオで提供する。
ボーカルのTakaは、今回この2曲を選んだことについて、「『Wonder』は僕らが最近出した音源で一番新しいからです」「アデルの曲のカバーは以前もやりました。フルコーラスのカバーは久しくやっていなかったのですが、今回アデルが出した新曲のタイミングとこのお話をいただいたタイミングが一緒だったので、あえてアデルのカバーをもう一度挑戦してみようと思いました」と述べている。また、2020年初期のロックダウン時期から始まったこの企画だが、ロックダウンやパンデミックが自身に与えた影響について、「とにかくミュージシャン人生の中でこれだけ長い休みを得た事がないので、自分と見つめ合う時間が増えて、そしてこの先のビジョンがより明確になりました」とポジティブな姿勢を示し、「何かを受け入れるというキャパが昔よりも大きくなった気がします」と内面の変化を語った。
2曲が収録されたApple Music Home Session: ONE OK ROCKはApple Musicが独占配信。これら2曲はドルビーアトモスによる空間オーディオで配信しており、ボーカルが際立つライブ感溢れる音源を、真の多次元サウンドと鮮明さを備えた臨場感あふれる音質で楽しむことができる。また、プレイリスト「Apple Music Home Session: ハイライト」においても、さまざまな海外アーティストと共にONE OK ROCKの「Easy On Me(Apple Music Home Session)」を紹介。