健康的な習慣づくりをサポートする「Healthy Living」に注目
特に、注目しておきたい機能としては「Healthy Living」が挙げられる。三つの葉が開いたようなアイコンで、健康的な習慣を促すプランを選択可能だ。例えば、筆者は「睡眠改善プラン」を選択したので、「起床」「呼吸」「アクティビティ」「歩数」「睡眠」の5項目で、それぞれ目標値が設定された。それぞれ、「何時までに起きる」「呼吸アプリで瞑想する」「エクササイズを目標時間行う」「目標歩数を歩く」「何時までに寝る」――といった内容で、毎日目標値を目指して習慣改善に励むことになる。
従来からある「活動記録」アプリでも日々の運動時間や歩数をモニターできるので、若干用途が重複している感もある。しかし、こちらは単に運動習慣の目標値になるものだ。一方、上述の「Healthy Living」では、健康的な習慣づくりをサポートしてくれる点で、より多くの人の目に魅力的に映るのではないだろうか。
何より、バッテリー持ちが非常に良い。今回はiOS 15.3のiPhone 11 Proとペアリングして試用したが、ワークアウトの検証を混ぜつつ3日間使っても、半分程度は残っている状態。約1週間のバッテリー持ちという看板に偽りはなさそうだ。日々の健康管理に活用できるウォッチ型のデバイスとしては、心強い特徴である。
なお、HUAWEI WATCH GT 3の機能詳細については、別途レビューしていく予定だ。AIを用いたワークアウトのコーティング機能や、上述のHealthy Livingなどについては、改めて深掘りしていきたい。