ゲームベンチマークテストでわかった！爆速化を果たしたゲーミングノートMSI「Katana GF76 12U」レビュー

2022年02月21日 11時00分更新

文●飯島範久　編集●ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

　歴史ゲームなどのイラストレーターで知られる長野剛氏とのコラボレーションにより誕生したエムエスアイコンピュータージャパン（MSI）の「Katana GF76」シリーズは、日本刀の美しさと強さを表現したシンプルながら美しいフォルムのゲームミングノートだ。

　ハイパフォーマンスながらシンプルなゲーミング機能にすることでコストパフォーマンスを向上させることをコンセプトにしたのが特徴。今回、従来モデルからCPUやグラボを最新のものにパワーアップさせ、よりハイパフォーマンスを実現している。そんな本製品Katana GF76 12Uシリーズ（Katana-GF76-12UGS-032JP）をレビューしよう。

Katana GF76 12U主要スペック
モデル	Katana-GF76-12UGS-032JP	Katana-GF76-12UGS-033JP
OS	Windows 11 Home	同左
ディスプレー	17.3インチ、フルHD（1920×1080）、ノングレア、144Hz	同左
CPU	インテル Core i7-12700H	同左
GPU	NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU 8GB GDDR6	同左
メモリー	16GB（8GB×2）DDR4 （最大64GB）	32GB（16GB×2）DDR4 （最大64GB）
ストレージ	1TB（M.2 NVMe SSD）	同左
有線LAN	10/100/1000Mbps	同左
無線LAN	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2	同左
インターフェース	USB3.2 Gen1 Type-C×1、USB3.2 Gen1 Type-A×2、USB2.0 Type-A×1、HDMI×1、ヘッドホン出力（Hi-Res対応）/マイク入力コンボジャック×1	同左
バッテリー	リチウムイオン、53.5Whr、3セル、4,562mAh	同左
サイズ	398（W）×273（D）×25.2（H）mm	同左
重さ	2.6kg	同左
実売価格	26万円前後	27万円前後

17.3インチのド迫力で、144Hz駆動の液晶を採用

MSIのゲーミングノート「Katana GF76 12U（Katana-GF76-12UGS-032JP）」

　17.3インチでフルHD（1920×1080ドット）のディスプレーを搭載。リフレッシュレートは144Hzで、より滑らかでかつ、敵の動きを把握しやすい仕様となっている。外観は、ゲーミングマシンにありがちな尖った感じではなく、シンプルながら刀のような鋭さを秘めたフォルム。底面の吸気口は鍔（つば）をモチーフにし、斜めに切られているなど、見えないところまでこだわりのあるデザインになっている。

狭額縁デザインで17.3インチの大画面が目の前に広がる

天板はロゴが刻まれただけのシンプルなデザイン

底面は、鍔（つば）をモチーフに吸気口が付けられている

　本体サイズは398（W）×273（D）×25.2（H）mmで重量は2.6kg。さすがに17.3インチモデルなので存在感のあるサイズと重量だが、そのぶん安定感がありプレイ中にブレることはない。

　キーボードは、テンキー付きの日本語配列。右SHIFTキーやBackSpaceキーなどが英語配列のキーと比べて分割され、英語配列のサイズの中に押し込んだ感は否めないが、ゲームプレイには影響はないだろう。キーストロークは実測で約1.4mm、キーピッチは約19mmで、押しづらいこともなく、たわむこともない。バックライトは赤色固定で消灯を含めて4段階の明るさが設定できる。