週刊つぶやき流行語総研 第6回

2022年1月26日～2月1日のtweetデータから注目「アニメ」流行語を探し出す

20年前のアニメがつぶやき1つでtweet数9万超！

今週はアニメジャンル。「機動戦士ガンダム」が8位にランクイン！

呪術廻戦0が興収100億突破！

　いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり！

　国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2022年1月26日から2月1日までのツイートデータから、「アニメ」に関連する注目ワードを大公開！

せきゅラボ注目の「アニメ」関連ワード　1/26～2/1
	ワード	tweet数
1	東京リベンジャーズ	28万7182
2	遊☆戯☆王	20万640
3	呪術廻戦	18万55
4	キングダム	16万6966
5	鬼滅の刃	16万3043
6	アイドリッシュセブン	11万825
7	進撃の巨人	9万5186
8	プラネテス	9万5156
9	機動戦士ガンダム	9万2181
10	トロピカル～ジュ!プリキュア	8万5720

　1位は「東京リベンジャーズ」。1月28日からTPSバトルロイヤルゲーム『荒野行動』でコラボイベントが開催され、『東京リベンジャーズ』の主要キャラクターを操ってゲームをプレイできることから話題となっています。

　2位は「遊☆戯☆王」。ゲーム『遊戯王マスターデュエル』のiOS及びAndroid版の配信が1月27日より開始されること、またPCゲームプラットフォーム「Steam」での同時接続数が26万人を突破したことで多くの関連ツイートが投稿されています。

　3位は「呪術廻戦」。1月31日、『劇場版呪術廻戦0』の興行収入が2月3日に100億を超える見通しだと一部メディアが報道、ちょうど2月3日は人気キャラ、夏油傑の誕生日にあたることから多くのファンが反応しました。

　

　4位の「キングダム」は、実写映画第二弾『キングダム2 遥かなる大地へ』のPVが2月1日に公開。合わせて主要キャラクターの羌瘣役が女優の清野菜名さんであることも発表となり、そのアクションシーンが話題に。

　5位「鬼滅の刃」は、1月30日に放送された『鬼滅の刃 遊郭編』第9話の感想や1月26日の『無限列車編』Blu-ray&DVD第1巻発売のほか、とあるユーザーの「炭治郎は独り言が多い」というツイートが拡散され、多数のリプライが投稿されたことなどでツイートが増加しています。

　6位は「アイドリッシュセブン」。スマホゲーム内で配信中の第5部シナリオにおいて、早期読了キャンペーンが開催。キービジュアルを使用したレアアイテムなどを配布していることもあり、注目を集めています。

　7位「進撃の巨人」は、1月30日に放送された第79話の感想のほか、次週放送のタイトル「二千年前の君から」が、第1話のタイトル「二千年後の君へ」と対になっていることから、伏線回収回になると話題になっています。

　8位「プラネテス」では元JAXA職員によるツイートをきっかけに、原作者の謝罪や元ツイートに対する批判などが多数投稿される状態となり、ツイートが急増しました。

　9位は「機動戦士ガンダム」。ガンダムシリーズ最新作の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が2022年10月からTBS系列にて日曜の17時より放送されることが発表され、話題となりました。

　10位の「トロピカル～ジュ!プリキュア」は、1月30日に最終回を迎え、多くのファンが感想やファンアートを投稿しており、ツイート数が増加しました。

ガンダムと言えば……木馬!?

　9位に「機動戦士ガンダム」がランクインしました。連載第2回で顔を出した際は「ククルス・ドアンの島」の映画化が要因でしたが、今回は数々の名作を送り出したTBS系列日曜17時のアニメ枠を復活させた上でのテレビシリーズ放送決定というニュースで、ツイートにも期待と驚きが入り混じっていました。

　さて、いわゆるファーストガンダムに欠かすことのできないアイコンと言えばもちろんガンダムですが、モビルスーツ以外から1つ挙げるとすれば、それは敵側から「木馬」とあだ名されていたホワイトベースではないでしょうか。放送当時はその印象的な外観から付いたコードネームでしたが、ITが身近になった現代では、内部にガンダムを搭載する強襲揚陸艦ということもあり、「トロイの木馬」を連想する方も少なくないと思われます。

　トロイの木馬とは、ギリシア神話の逸話から派生して、現在では「無害を装ってパソコンなどに侵入するウイルスほか全般」を指すことが一般的です。不必要なプログラムは安易に導入しないことが重要な対策となります。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Ｑ：「トロイの木馬」ってなに？

Ａ：マルウェアの一種。一見すると害のないプログラムやファイルを装いながら、実際はマルウェアとしての機能が盛り込まれたプログラムのこと。ユーザーが騙されてインストールすることで、攻撃対象のパソコンやスマホに侵入する。侵入の契機はメールやWebのリンク、SNSなどさまざま。侵入後は何らかの操作がトリガーとなって攻撃が開始される。

　なお名前の由来は、ギリシア神話におけるトロイア戦争にてギリシア勢が敵地に兵士を侵入させるために作られた大型の木馬「トロイアの木馬」。無害に見える木馬の内部に兵士が潜んで敵地に侵入するという逸話を連想させる挙動から。

^{※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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