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FIXER cloud.config Tech Blog

Power Automateでフローのオン・オフを自動で切り替える方法

2022年02月08日 11時00分更新

文● あおい/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Power Automateでフローのオン・オフを自動で切り替える方法」を再編集したものです。

 こんにちは、あおいです。

 さて、Power Automateでフローを定期実行したい場合、スケジュールトリガーを用いて設定します。

 スケジュール実行で設定できない「〇〇時から〇〇時まで〇時間ごとに実行する」を実現するには、後続のアクションで任意の指定時間を変数化して設定します。

 「〇〇時から〇〇時まで〇時間ごとに実行する」の実現方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

Power Automateでのスケジュール実行設定について | cloud.config Tech Blog

 また、無駄にフローを起動しないために一定期間はフロー実行を停止したい時もあります。

 そのような場合はフローデザイナー上でオン(’有効化)・オフ(無効化)にします。

 ただ、手動ではなく自動でオン・オフを切り替えられるようにしたい場面もあると思われます。

 そこで、今回はPower Automateでフローのオン・オフを自動で切り替える方法を紹介したいと思います。

 まず、Power Automateで「インスタントクラウドフロー」を選択して、「手動でフローをトリガーします」をトリガーとします。

 はい/いいえ型の値を設定します。

 「コントロール」コネクタの「条件」アクションを選択します。

 条件分岐の左辺には動的なコンテンツからトリガーで設定した値をセットします。右辺には式タブからtrueを選択します。

 標準タブの「Power Automate 管理」コネクタから「フローを有効にする」アクションを選択します。

 環境「対象のフローが存在する環境を選択」、Flow「対象のフローを選択」など各項目を設定します。

 いいえの場合も同様に、「フローを無効にする」アクションを選択して各項目を設定します。

 試しにフローを実行してフローデザイナー上で確認してみましょう!

 対象のフローがオフ(無効化)になっていますね!

 今回はPower Automateでフローのオン・オフを自動で切り替える方法を紹介させていただきました。

 トリガーの差し替えは自由なので、トリガーをPower Appsボタンにして「Power Appsアプリからフローのオン・オフを自動で切り替える」などの応用も可能です!

あおい/FIXER

「初心者の方にも分かりやすく」をモットーにBlog執筆。趣味は米株取引、CFD取引、K-POP。

[転載元]
 One Driveから自動通知機能のFormsをノーコードで作る方法[Power Automate]

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