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週刊つぶやき流行語総研 第4回

2022年1月12日~18日のtweetデータから注目「コミック・ラノベ」流行語を探し出す

海賊版で海賊漫画読んじゃダメ。ゼッタイ。

2022年01月26日 18時00分更新

文● せきゅラボ

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ドラマ化コミックに注目! 新春の漫画ランキング

 いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり!

 国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードを紹介します。今回は2022年1月12日から18日までのツイートデータから、「コミック・ラノベ」に関連する注目ワードを大公開!

せきゅラボ注目の「コミック・ラノベ」関連ワード 1月12日~18日
ワード tweet数
1 ONE PIECE 21万9287
2 鬼滅の刃 20万4803
3 呪術廻戦 13万3319
4 キングダム 9万6032
5 進撃の巨人 9万2739
6 ワールドトリガー 7万5402
7 東京リベンジャーズ 6万8187
8 ミステリと言う勿れ 4万8485
9 鹿楓堂よついろ日和 4万6306
10 銀魂 4万4469

 1位は「ONE PIECE」。1月5日より発売中の「一番くじ ワンピース WT100記念 尾田栄一郎描き下ろし 大海賊百景」が話題に。合わせてフォロー&RTキャンペーンも実施され、ツイート増となっている。

 2位は「鬼滅の刃」。1月17日にテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のufotable描き下ろし第2弾キービジュアルが公開され、拡散されています。そのほか、1月16日放送回にて、敵キャラクターの「妓夫太郎」が初登場。声を演じているのが人気声優の逢坂良太さんであることがわかり、反響を呼んでいました。

 3位の「呪術廻戦」は、大ヒット上映中の『劇場版 呪術廻戦 0』の話題のほか、大阪駅付近の『劇場版 呪術廻戦 0』のポスターが沢山貼られているという階段に関するツイートが、1月21日時点で1万RT/4.4万いいねと、大拡散されています。

 4位は「キングダム」。2022年夏に上映予定の実写版映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の新ビジュアルが1月17日発売の週刊少年ジャンプに掲載、話題に。

 5位「進撃の巨人」は、現在放送中のアニメ『「進撃の巨人」The Final Season』に関する話題のほか、放送局が第3期以降NHKとなったことに関するツイートが反響を呼んでいるようです。

 6位「ワールドトリガー」は、トンガ諸島の火山噴火による津波警報が発令されたため、1月15日深夜にアニメ第3期最終回が放送中止になったことが話題に。最終回の放送は翌週1月22日に延期となりました。

 7位の「東京リベンジャーズ」は、1月29日より全国のドン・キホーテ店舗で販売予定の限定描き下ろしグッズ情報が解禁。また、東京・池袋の屋内型テーマパーク「ナンジャタウン」との限定コラボグッズのプレゼントキャンペーンも実施され、こちらも人気のようです。

 8位「ミステリと言う勿れ」は、現在放送中の菅田将暉主演ドラマ版の話題のほか、原作コミックが電子書籍ストア「めちゃコミック」にて無料公開されており、合わせて注目を集めています。

 9位の「鹿楓堂よついろ日和」は、現在放送中のジャニーズWEST・小瀧望主演のドラマ版第1話終盤に、主要キャラ・東極八京役として同じくジャニーズWESTの藤井流星がサプライズ出演し、大きな話題となりました。

 そして10位は「銀魂」。1月8日より開催されていたスマホゲーム『モンスターストライク』とのコラボキャンペーンの話題のほか、1月22日より全国のドン・キホーテ店舗で販売予定のコラボグッズ情報が解禁、ツイート増となった模様です。

海賊が海賊版を否定するわけ

 海賊版サイトの利用を控えるよう訴えるキャンペーン「STOP!海賊版」。ビジュアルに人気漫画の主人公たちをフィーチャーしているのですが、そのなかに今回ランキングトップの「ONE PIECE」から、“海賊王を目指す”主人公ルフィが顔を出しているため、Twitterなどではツッコミを含む多くの反応が見られました。

 “海賊版を否定する海賊キャラ”というシチュエーションの妙が話題となったわけですが、件のキャンペーン自体は非常に真面目かつ深刻な内容です。違法にコピーした漫画を無料で閲覧させる「海賊版サイト」の被害は、数百億~数千億円に上るとされています。

 正規サービスにお金を払わずフリーライドする行為は、悪意ある人たちに手を貸す行為です。そして何より、ウイルス感染や詐欺被害などに遭う危険性も認識すべきでしょう。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「海賊版サイト」ってなに?

A:スマホやタブレットの普及に伴って、アニメ・ゲーム・マンガをはじめとするコンテンツのネット配信は当たり前となった。これらは当然ながら対価を支払うことで楽しむものだ。その点は紙のマンガ単行本などと変わらない。

 しかしながら「無料」を謳って違法にコピーしたコンテンツ、つまり「海賊版」をアップロードし、多くのユーザーに閲覧、またはダウンロードを許しているのが「海賊版サイト」だ。多くは無料での閲覧やダウンロードが可能だが、その際には大量の広告が表示されており、それが海賊版サイト運営者の収入となる。もちろん、正規の配信コンテンツと異なり、出版社などはもとより著作者へ正規の報酬が支払われることもない。

 また海賊版サイトを利用することでマルウェアなどに感染する被害も報告されている。海賊版サイトの利用者は、法を犯しているとともに文化の破壊に加担しつつ、自身が危険にさらされていることも自覚すべきである。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
ascii-rm@lab-kadokawa.com

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