HUAWEI WATCH 3には、皮膚温度センサーが搭載されている。ウォッチを腕に装着している状態で、継続的に体表面温度(という表現が用いられている)を記録可能だ。本稿では、同機能にフォーカスし、その概要と使った印象についてまとめてみた。
なお、本稿における検証は、iOS 15.0.2を搭載した「iPhone 11 Pro」と、バージョン12.0.8.301のiOS版「HUAWEI Health」アプリを用い、「HarmonyOS 2.0.0」搭載のHUAWEI WATCH 3とペアリングしたうえで実施した。
「皮膚温」アプリを活用しよう
HUAWEI WATCH 3で体表面温度を測定するには、初期設定が完了したのちに「皮膚温」アプリを起動して、測定を開始すればOKだ。あとはウォッチを装着している状態で、体表面温度が測定されていくので、アプリ画面から記録を確認すればよい。なお、別途検証で「超長時間バッテリー持続モード」をオンにした状態でも測定はできていた。
記録したデータは、スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリから確認できる。また、ウォッチの「皮膚温」アプリ画面でも、直近のデータを確認可能だ。最大値と最小値もわかるようになっている。
この「皮膚温」アプリ内に表示される「i」マークをタップすると、測定に関する注意事項が表示される。この画面から、「HUAWEI WATCH可能な範囲は20~42度」「ストラップがしっかりと締まっている状態で10分間装着してから測定すること」「通常の室温において32~34度が適正体温」「測定時には水分の付着や直射日光などを避けること」などの情報が確認できた。
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