副業や働き方に関する、お悩みにお答えします！
「副業したいけど、時間がない」「第二新卒・30代で、転職するかどうか迷っている」など、副業や仕事に関するお悩みやご相談ありませんか？ 大学時代に立ち上げたハピキラFACTORYの社長で、パーソルキャリアの会社員でもある正能茉優さんが、皆さんのお悩みにお答えします！
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ASCII読者の皆さん、こんにちは！正能茉優です。
今月も、パーソルキャリア株式会社の新規事業企画、ハピキラFACTORYの代表、そして慶應義塾大学大学院の特任助教と、3つのお仕事をしています。
さて、この連載「お仕事悩み、一緒に考えます。」では、今月も、読者の皆さまからいただいたお仕事に関するお悩みについて、一緒に考えていきます。
今月のテーマは、「優秀な人材」について。
企業の開催する夏のインターンシップに参加し、「“優秀な人”って、どんな人なの？」という疑問を持った学生さんから、お便りをいただきました。
会社の言う「優秀さ」とは
正能さん、はじめまして。
私は今、関西の方の国立大学で学んでいる大学院生です。
今はちょうど夏期休暇の期間で、私たち学生たちにとっては夏のインターンシップが終わり、もうすぐ秋学期が始まろうとしている時期になります。
この夏、いくつかの会社で開催されていたサマーインターンシップなるものに参加したのですが、その時に疑問に思うことがあり、今日はメールを出してみました。
「優秀な学生」「優秀な人材」と会社の人は言いますが、会社の言う「優秀な人」ってどんな人なのでしょうか？
最後に自分が「優秀」という言葉に触れたのは、大学受験の時だったような気がして、その時の優秀は「偏差値が高いこと、テストで良い点数を取れること」だったと思うのですが、会社の言う「優秀」のイメージが湧かず、教えてもらえるとうれしいです。
（メリサさん・23歳・大学院生）
私なりに「優秀」の定義を考えてみた
メリサさん、はじめまして。
秋学期が始まってドタバタされているだろう中、お便りありがとうございます。
私が会社員として働いているパーソルキャリアでも、この夏サマーインターンシップが開催され、私はそのメンターとしてインターンに参加させてもらったのですが、まったく同じ質問を学生さんから受けました。
たしかに「学校とは違うから勉強ができればいいわけじゃないような……」と思いつつも、「じゃあ会社では、社会では、どんな人が優秀なの？」と疑問に感じますよね。
先日のインターンシップで質問されてから、私なりに考えてきたことがあるので、今日はそれをお伝えできればと思います！
優秀であることよりも前に、まず大事にしたいこと
まず、「優秀」のお話の前に、1つ私が大事にしていることがあります。
これは私の尊敬している先輩が「会社で働く時、優秀である以前に大事なこと」として話してくれることなのですが、何より大切なのは、「前向きなこと」。
実際会社で働いていると、いろんなメンバーがいて、自分の想像通りに進まないことも多く、そんな中でも「まあいっか、どうにかしよう」と思える前向きさがあるかどうかは、その人の持つパワー、つまりは優秀さを発揮する上で大切な前提条件であると感じます。
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