メンヘラテクノロジーの高桑蘭佳です。
最近、ドアの閉め忘れが原因で同棲(どうせい)している彼氏とけんかをよくします。犬を2匹飼っていることもあり、ドアを閉め忘れていると寝室やトイレなどに忍びこまれ、いたずらをされてしまうのです。なので、ドアを閉め忘れるたびに彼氏からの「怒られが発生」します。
そこで、彼氏からの「怒られ」を回避するために、ドアにセンサーを設置して、閉め忘れを検知してみようと思います!
今回、SORACOMが提供する「IoT 体験キット ~磁気センサー~」を準備し、ドアの閉め忘れを検知しました。
(参考サイト1)SORACOM レシピ:IoTでドアの開閉モニタリング
また、磁気センサーで検知した際に、SORACOM BeamとIFTTTを使用し、LINEに通知がくるように設定しました。
(参考サイト2)LINEに通知が届くIoT箱罠
磁気センサーでドアの閉め忘れを検知する
「IoT 体験キット ~磁気センサー~」には、SORACOM LTE-M Button Plus 本体 x 1台、磁気センサースイッチ x 1式、接続端子台 x 2個、乾電池 x 2個が含まれていました。
まず、SORACOMのユーザーコンソールとSORACOM LTE-M Buttonを連携させます。ユーザーコンソールからグループの作成とSIMの所属を設定します。
詳細な手順は参考サイト1に記載
次に、「バイナリ―パーサー機能」「SORACOM Harvest Data」の2つを設定します。先ほど設定したグループ名を選択し、「SORACOM Air for セルラー設定」から「バイナリパーサー」をONにします。
フォーマットには「@button.ifttt」を設定します。
同じページにある「SORACOM Harvest Data 設定」もONにします。
これで、SORACOM LTE-M Buttonからのデータがユーザーコンソール内のSORACOM Harvest Dataで確認できるようになります。SORACOM Harvest Dataは「SIMの管理」からデータを表示したいSIMにチェックを入れ、「操作」の中にある「データを確認」から開けます。
SORACOM LTE-M Buttonを押すと、以下のようにテーブルにデータが表示されます。テーブル以外にはグラフとしても表示可能です。
続いて、以下のようにSORACOM LTE-M Buttonと磁気センサーを接続します。
接続方法の詳細は参考サイト1に記載
磁気センサーがくっついている状態がOFFとなります。
磁気センサーが離れるとONとなり、データが送られます。
あとはドアに取り付ければ磁気センサー側の準備は完了。今回はこんな感じで取り付けてみました。少し寂しかったので、ハートのシールを貼りましたが、あまりかわいくなりませんでした……。

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