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週替わりギークス 第219回

彼氏とのけんかを回避するためにドアの閉め忘れを通知してみた

2021年09月18日 12時00分更新

文● 高桑蘭佳(らんらん) 編集● ASCII

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 メンヘラテクノロジーの高桑蘭佳です。

 最近、ドアの閉め忘れが原因で同棲(どうせい)している彼氏とけんかをよくします。犬を2匹飼っていることもあり、ドアを閉め忘れていると寝室やトイレなどに忍びこまれ、いたずらをされてしまうのです。なので、ドアを閉め忘れるたびに彼氏からの「怒られが発生」します。

 そこで、彼氏からの「怒られ」を回避するために、ドアにセンサーを設置して、閉め忘れを検知してみようと思います!

 今回、SORACOMが提供する「IoT 体験キット ~磁気センサー~」を準備し、ドアの閉め忘れを検知しました。

 また、磁気センサーで検知した際に、SORACOM BeamとIFTTTを使用し、LINEに通知がくるように設定しました。

(参考サイト2)LINEに通知が届くIoT箱罠

磁気センサーでドアの閉め忘れを検知する

 「IoT 体験キット ~磁気センサー~」には、SORACOM LTE-M Button Plus 本体 x 1台、磁気センサースイッチ x 1式、接続端子台 x 2個、乾電池 x 2個が含まれていました。

 まず、SORACOMのユーザーコンソールとSORACOM LTE-M Buttonを連携させます。ユーザーコンソールからグループの作成とSIMの所属を設定します。

詳細な手順は参考サイト1に記載

 次に、「バイナリ―パーサー機能」「SORACOM Harvest Data」の2つを設定します。先ほど設定したグループ名を選択し、「SORACOM Air for セルラー設定」から「バイナリパーサー」をONにします。

 フォーマットには「@button.ifttt」を設定します。

 同じページにある「SORACOM Harvest Data 設定」もONにします。

 これで、SORACOM LTE-M Buttonからのデータがユーザーコンソール内のSORACOM Harvest Dataで確認できるようになります。SORACOM Harvest Dataは「SIMの管理」からデータを表示したいSIMにチェックを入れ、「操作」の中にある「データを確認」から開けます。

 SORACOM LTE-M Buttonを押すと、以下のようにテーブルにデータが表示されます。テーブル以外にはグラフとしても表示可能です。

 続いて、以下のようにSORACOM LTE-M Buttonと磁気センサーを接続します。

接続方法の詳細は参考サイト1に記載

 磁気センサーがくっついている状態がOFFとなります。

 磁気センサーが離れるとONとなり、データが送られます。

 あとはドアに取り付ければ磁気センサー側の準備は完了。今回はこんな感じで取り付けてみました。少し寂しかったので、ハートのシールを貼りましたが、あまりかわいくなりませんでした……。

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