フルHD~WQHDでかなり快適なゲームプレイを実現!
Ryzen 7 5800X+RX 6700 XT搭載、約30万円のゲーミングPC「G-Tune EP-A-6700XT」は幅広い用途で活躍する熱い1台だ
WQHD以下でかなり快適なゲームプレイ実現
コアなプレイヤーでも納得のいく実力
では、G-Tune EP-A-6700XTにおける実際のゲームパフォーマンスはどの程度なのか、いくつかのタイトルをプレイして確かめてみたい。
まずは、DirectX 12対応タイトルである「バイオハザード ヴィレッジ」からだが、ここではオプションのグラフィックス自動設定から「限界突破」を選択。そのうえで、実際にプレイし、その間のフレームレートを「CapFrameX」(Version 1.6.4)で取得した。なお、最小フレームレートに代わり、データ全体で1%の値となる1パーセンタイルフレームレートを利用し、以降、文中とグラフ中ともに「Minimum(1%)」と表記することをここで断っておく。
その結果だが、G-Tune EP-A-6700XTは、さすがに3840×2160ドットではMinimum(1%)が60fpsを切ってしまうものの、2560×1440ドット以下の解像度であれば常時110fps以上のパフォーマンスを発揮。4K解像度は重荷になってしまうようだが、WQHDで快適なプレイを実現している点は魅力的だ。
続いて「Apex Legends」では、オプションから描画負荷が最大となるように設定してゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得している。その結果だが、やはり3560×1440ドットでは常時60fpsを上回るものの、1フレームでも多く描画して有利に立ち回りたいと考えるプレイヤーにとっては物足りない結果だ。だが、2560×1440ドットなら常時160fps以上、1920×1080ドットなら常時220fps以上のパフォーマンスを発揮しており、そうしたコアなプレイヤーでも満足いく性能といっていいだろう。
さらに「Tom Clancy's Rainbow Six Siege」では、最高プリセットを選択したうえで、ゲーム内のベンチマークを実行した。その結果だが、G-Tune EP-A-6700XTは3840×2160ドットで最小フレームレートが120fpsを上回った点は立派の一言。ただ、200fpsなどを求めるコアなプレイヤーにとっては、1920×1080ドットで常時330fps以上のフレームレートを発揮していることのほうが魅力的に映るだろう。フルHDで高フレームレートのプレイをするといった用途でも、このG-Tune EP-A-6700XTは打ってつけだ。
「Fortnite」でも最高プリセットを適用したうえでゲームをプレイし、その間のフレームレートをFrapsで計測した。さすがに最高プリセットは負荷が大きいようで、G-Tune EP-A-6700XTは、3840×2160ドットでは平均フレームレートでさえも60fpsを大きく割り込んでしまった。しかし、2560×1440ドットであれば常時70fps以上のフレームレートを発揮し、1920×1080ドットでは常時120fps近いパフォーマンスが得られており、快適にプレイできることは間違いない。
最後に「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果も確認しておこう。ここでは、「最高品質」に設定してベンチマークを実行している。スクウェア・エニックスの指標では、スコア15000以上が最高評価とされており、G-Tune EP-A-6700XTは2560×1440ドット以下の解像度でそれを満たすパフォーマンスを発揮。同ベンチマークはGeForceシリーズの最適化が進んでいるが、それでもRX 6700 XTを採用したG-Tune EP-A-6700XTが、これだけ高いスコアを発揮しているのは評価できよう。
30万円を切る価格はかなり魅力的
ゲームやクリエイティブなど幅広い用途で活躍できる1台
以上のテスト結果から明らかなとおり、G-Tune EP-A-6700XTのポテンシャルはかなり高い。ゲームはもちろんのこと、コンテンツ制作やオフィスアプリケーションなど幅広い用途で活躍できるのは間違いない。
G-Tune EP-A-6700XTの価格は基本構成で29万6780円(ウェブ販売価格)と、これだけの構成で30万円を切っているのはコストパフォーマンスが高く、かなり魅力的だ。ゲーム環境の向上を図るプレイヤーやこれからゲームを始めてみたいと考えるユーザーにとって、このG-Tune EP-A-6700XTはオススメできる1台といっても過言ではない。
(提供:マウスコンピューター)
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