ASUS、AMD Radeon RX 6800Mグラフィックス搭載ゲーミングノートPC「ROG Strix G15 Advantage Edition」
2021年08月06日 17時30分更新
ASUS JAPANは8月6日、AMD Radeon RX 6800MとAMD Ryzen 9 5900HXプロセッサーを搭載した15.6型ゲーミングノートパソコン「ROG Strix G15 Advantage Edition」を発売した。
AMDが次世代のゲーミング性能を謳う「AMD Advantage」に準拠し、AMD Radeon RX 6800MとAMD Ryzen 9 5900HXプロセッサーを搭載したノートPCは世界初という。AMD CPUとAMD GPUの組み合わせで動作するAMD SmartShiftテクノロジーに対応し、負荷に応じてCPUとGPU間で電力が動的にシフトされ処理性能を大幅に向上できる。また、CPUから直接GPUのビデオメモリーにアクセスして高速化を行なうAMD Smart Access Memoryテクノロジーに対応することで高い性能を発揮。
ヒートパイプとベイパーチャンバーを組み合わせて熱移動を行なう強力な冷却機能を搭載。CPUとGPUだけでなく電源回路とビデオメモリまでカバーできる大型のベイパーチャンバーを搭載し、各熱源から発生する熱を迅速に放熱部まで移動。さらに有名なThermal Grizzly社製の液体金属グリスをCPUとGPUに使用、本体後部にある2ヵ所の放熱部にはそれぞれ1基ずつ冷却ファンを搭載するなど高い冷却性能を備える。
デザインも一新しており、アルミニウム製の天板には左右非対称のデザインを採用。右には「R」「O」「G」の文字で構成したピクセルパターンを配し、左には光るROGロゴを搭載。左のヒンジ部分にはIIIR(3R:ROG×Ryzen×Radeon)の刻印が入った交換可能な赤色のヒンジカバーを搭載し、付属のROGロゴ入りヒンジカバー2つと交換することもできる。本体手前の底面に搭載するLEDバーを自分好みの色で光らせることも可能。キーボードにはESCキーやファンクションキー部分に余裕を持たせたデスクトップパソコン用のキーボードに近いキーレイアウトを採用し、打鍵音を30dB未満に抑えた静音仕様となっている。さらにキーボードに温度監視用の赤外線温度センサーを搭載し、温度に応じて本体の冷却機能の制御を行なって高負荷時でもキーボードの温度が上がらないように調節する。
15.6型液晶は表示解像度2560×1440ドット、リフレッシュレート165Hz駆動。DCI-P3 100%の広色域にも対応する。バーチャルサラウンド技術のDolby Atmosに対応。最長約11.8時間のバッテリー駆動時間、ノイズキャンセリング技術搭載のマイク入力、Wi-Fi 6対応無線LANとギガビット有線LAN、 USB 3.2 Gen 2 Type-C×1ポート搭載など豊富な機能を備える。価格はで22万9800円。