Appleは8月4日、M1 Mac用MagicアクセサリーやMac Pro用ビデオカードの新製品を発売した。
M1 Mac 用 Magicアクセサリーとしては、「Magic Keyboard」「Touch ID搭載Magic Keyboard」「Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き)」「Magic Trackpad」「Magic Mouse」単体で販売。Touch ID搭載モデルではログイン時やオンラインショッピングの際に、手早く簡単に安全な認証を行なえる(Touch IDはM1搭載Macでの利用時に機能する)。また、Magic Keyboard の全3モデルには、Spotlight、音声入力、おやすみモード、絵文字の専用キーが用意されている。
Magic Trackpadは、新しいMagic Keyboardに合うように形状を一新。すべてのMulti-Touchジェスチャーと感圧タッチテクノロジーに対応。Magic Mouseではデスクの表面を滑らかに滑るデザインと簡単なジェスチャーを実行できるMulti-Touchに対応する。
新しいMagicアクセサリーはすべてのUSB Type-C - Lightningケーブルが付属し、MacのUSB Type-Cポートと接続することでペアリングと充電を素早く行なえる。Magicアクセサリは全機種ワイヤレス仕様となっており、1回の充電で1ヵ月以上の連続使用が可能。
Mac Pro用ビデオカードの新モデルは、AMD Radeon Pro W6000-Series GPUを採用。Radeon Pro W6800X MPX Module、Radeon Pro W6800X Duo MPX Module とRadeon Pro W6900X MPX Moduleの3種類が用意されている。Mac Proは2基のMPX Moduleを搭載可能だが、2枚のW6800X Duoカードを装着することで60T FLOPSにもおよぶグラフィックス処理能力と128GBものメモリーが利用可能となる。GPUはInfinity Fabric Linkで内部接続されるが、今回より最大4つのGPU(W6800X Duoカード2枚分)を1リンク当たり各方向に84GB/s(双方向で168GB/sのバンド幅は)で接続可能となる。
Radeon Proを搭載する W6000シリーズMPX ModuleはそれぞれにThunderbolt 3×4基とHDMI 2×1基も搭載し、最大12基のThunderbolt 3ポートを活用可能。
新たなGPUカードは、現在Mac Pro向けに提供中のAMD Vega II MPX Moduleと置き換えられ、どちらのカードも今後Mac Proを新たに注文する際にCTOオプションとして選択でき、既存Mac Proユーザーもキットとして購入できる(これまで提供していたAMD Radeon Pro Vega II MPX Module、AMD Radeon Pro Vega II Duo MPX Moduleについては、CTOオプションとしての提供は終了するが、スタンドアロンキットとしての提供は継続)。
今回発表された商品の価格は以下のとおり。
Magic Keyboard 1万800円
Touch ID搭載Magic Keyboard 1万5800円
Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き) 1万8800円
Magic Trackpad 1万3800円
Magic Mouse 8800円
Radeon Pro W6800X MPX Module 30万8000円
Radeon Pro W6800X Duo MPX Module 55万円
Radeon Pro W6900X MPX Module 66万円