Dynabookは8月2日、dynaTeams「Job Canvas」にMicrosoftアカウント連携など複数の機能を追加した。
dynaTeams「Job Canvas」は、仕事への取組み状況(在席状況、パソコン稼働状況、アプリケーション利用状況)を「見える化」するハイブリッド型ワークスタイル向けのソリューションサービス。
今回新たに、Microsoft Azure Active Directoryとの連携によるシングルサインオンの追加、スマートフォン対応、ダッシュボードの各種情報のサマリー化、セキュリティーの強化などを提供開始した。
(1)Microsoft Azure Active Directory連携によるシングルサインオン対応・Teamsステータスの表示
新たにJob CanvasがMicrosoft Azure Active Directoryとの連携に対応し、利用中のMicrosoft 365アカウントによるシングルサインオンができるようになった。ログインの手間を減らすだけでなく、Azure Active Directoryによるセキュリティーが適用される。
また、Job Canvasのメンバーステータス確認画面でMicrosoft TeamsやOutlookで設定したステータスや予定が表示されるようになり、メンバーの状況をより具体的に把握できるようになった。
(2)スマートフォン版(iOS/Android)アプリ対応
AIoTクラウドと共同開発した機能。スマホアプリでは、あらかじめ登録した場所への到着と出発を検知し、ステータス表示画面へ位置情報を共有できるため、取引先やオフィスなどへの滞在状況を簡単に共有できる。また、スマホアプリからJob Canvasのポータルサイトを表示でき、ステータス表示画面や稼働時間、作業分析等の蓄積データを確認可能。
(3)ダッシュボードタブの追加
ポータルサイト内に新たに「ダッシュボード」タブを追加した。ダッシュボードでは、これまで個別に確認が必要だったステータスや稼働時間、アプリケーションの使用状況などのデータをまとめて確認できる。閲覧したい組織や個人を選択することで、行動履歴のサマリーを確認したり、他の対象者と比較したりすることができる。
(4)セキュリティー基盤機能強化
Azure Active Directoryとの連携に伴い、Azureと連携しない場合でも高いセキュリティーを保持するため、複数の基盤機能を強化した。
パスワード管理機能では、パスワード有効期間(90日以内等)設定、有効期限切れアカウントの自動通知、パスワード世代管理設定(直近パスワードの利用不可設定)、初期パスワードの強制変更を追加。
ログ取得(CSV形式)機能では、アクセスログの取得、操作ログの取得が可能になった。