JBアドバンスト・テクノロジーは7月29日、サイボウズの業務改善プラットフォームkintoneのアプリ間のデータ更新を自動化するプラグイン「ATTAZoo U(アッタゾー ユー)」を提供開始した。
ATTAZoo Uは、kintoneアプリ内のデータが更新された時に、別のkintoneアプリのデータを自動で更新するプラグイン。kintoneの案件管理アプリで営業活動を登録した時に、顧客管理アプリに登録されている顧客の最終訪問日を自動で更新すれば、日々の活動登録から顧客のマスター情報を常に最新の状態に保つことができる。
また、受注・出荷という業務フローにおいては、出荷アプリに入力した出荷状況を前工程である受注アプリにも自動で更新することで、業務担当者は複数のアプリをチェックしたり二重入力する必要もなく、スムーズな業務連携と作業の効率化を実現可能。
通常、kintoneでこれらの機能を実現するにはJavaScriptによるプラグラミングが必要だが、ATTAZoo Uは機能が実装されたプラグインとして提供されるため、開発不要で導入してすぐ利用することが可能。更新元のアプリひとつに対して更新先のアプリは最大5つ、更新先のアプリひとつに対し更新するフィールド数は最大20まで設定できる。
価格はkintone1ドメイン利用あたり月額1万1000円。メールによるヘルプデスク・サービス付き(操作や技術的な質問への対応、問題の切り分けを実施)。