ファーウェイ・ジャパンが7月13日に、新製品発表会をオンラインで配信しました。同日、メディア向けに新製品のタッチ&トライも開催。7月13日以降、順次発売される製品をいち早く見て、触れてきたので、そのレポートをお届けします。
11世代インテルCore i7搭載
HUAWEI MateBook X Pro
まずはノートPC。11世代インテルCore i7にアップグレードされた「HUAWEI MateBook X Pro」は7月13日から発売で、市場想定価格は27万4780円。フラッグシップにふさわしいリッチな質感でした。
音は試しませんでしたが、クアッドスピーカーを搭載しているので、オフタイムに音楽や映画を楽しむにも良さげ。タッチパッドの手前に2基のマイクを内蔵していて、イヤホンなしでも、クリアな音でオンライン会議などができそうです。
コスパ良しのスタンダードモデル
HUAWEI MateBook D15
スタンダードモデルの「HUAWEI MateBook D15」も、11世代インテルCoreプロセッサーを搭載するモデルが新登場。15.6インチでアスペクト比が16:9の大画面ディスプレイがアドバンテージ。Core i5/メモリー8GB/SSD 512GBモデルは7月23日発売で11万9800円。Core i3/メモリー8GB /SSD 256GBモデルは7月13日から発売されていて、価格は8万4800円です。
従来モデルにより放熱効率を向上させてことや、Wi-Fi 6に対応したこともセールスポイント。楽に持ち歩けるサイズではありませんが、在宅ワークのメインマシンとして、家のあちこちで使うには便利そうです。
ファーウェイがモニターに参入!
HUAWEI MateView
ファーウェイの新カテゴリーとして発表されたのがモニター。一挙に3モデルがリリースされました。最上位モデルは、28.2インチの4Kディススプレイを搭載する「HUAWEI MateView」。8月20日発売で、市場想定価格は8万9800円。
スタイリッシュなデザインで機能的。10ビットカラー(約10億色)表示や、DisplayHDR 400に対応するなど画質も上々。幅広い用途に役立ちそうです。
ゲーム向け曲面ディスプレイ
HUAWEI MateView GT
アスペクト比が21:9の曲面ディスプレイを搭載する 「HUAWEI MateView GT」は、3Kでリフレッシュレートが最大165Hzに対応するゲーム向け。9月10日発売予定で、市場想定価格は6万5800円。
安価でオフィスワークに最適な
HUAWEI Display 23.8”
3製品が発表されたモニターの中で、最も安いのが「HUAWEI Display 23.8”」。7月23日発売で、市場想定価格は1万9980円。なんと言っても安さが魅力です。
ついにHarmonyOS 2搭載!
HUAWEI MatePad 11
タブレットは1モデルのみ。ファーウェイが6月に発表したばかりの「HarmonyOS 2」を搭載するモデルが発表されました。約11インチ(正確には10.95インチ)のディスプレイを搭載する「HUAWEI MatePad 11」で、発売は7月23日。市場想定価格は5万4780円です。
プロセッサーにはクアルコムのSnapdragon 865を採用し、RAMは6GBで、ROMは128GB。約7250mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちにも期待できそうです。
待望のスマートウォッチ最新作
HUAWEI WATCH 3
スマートウォッチの最新フラッグシップに位置付けられる「HUAWEI WATCH 3」は8月以降の発売。市場想定価格は、クラシックモデル(ブラウン)が5万4780円、アクティブモデル(ブラック)が5万380円になる予定。
心拍数や血中酸素レベル、睡眠、ストレス値などを測定する機能や引き続き搭載。さらに、新機能として、手首周りの体表温度を測定する機能や、手を洗っていることを感知して、20秒以上洗うと通知される機能も追加されていました。バッテリーは「超長時間持続モード」に設定すると、最大14日間の連続使用を見込めます。従来のHUAWEI Watchの利点はそのままに、機能やデザイン性を強化したモデルという印象です。
ノイキャン対応で完全ワイヤレス
HUAWEI FreeBuds 4
完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「HUAWEI FreeBuds 4」は、開放型ながらアクティブノイズキャンリングに対応。前モデルの「HUAWEI FreeBuds 3」から軽量化も図られています。7月30日発売予定で、市場想定価格は1万8480円。
説明員に聞いたところ、ノイズキャンセリングの性能では、上位の「HUAWEI FreeBuds Pro」に軍配が上がるとのことですが、開放型ならではの快適な装着感を重視するなら、HUAWEI FreeBuds 4を選ぶのが得策でしょう。
メガネ型ウェアラブルデバイス
HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II
クラウドファンディングで先行発売されていた、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear II」も、7月13日から一般発売を開始。レンズが透明の「SMART KUBO」、サングラスの「SMART LANG」から選べて、市場想定価格はどちらも4万3780円です。
筆者は、別の機会にこのオーディオグラスを試したことがあるのですが、耳に装着する一般的なイヤホンと同じように聞こえて、多少の音漏れはあるものの、近くに人がいない状況であれば、気にならないレベル。オンライン会議などに使うアイテムとしても重宝しそうです。
気になる製品があった人は、ファーウェイのウェブサイトや、個々のレビュー記事もチェックしてみてくださいね。