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このレトロな存在感、なんかいい。80年代の日本から着想を得たフォッシルの腕時計「RETRO DIGITAL」

2021年06月24日 09時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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缶のケースに収められている。開けたときのスペシャル感は、プレゼントにもよさそう

ほどよい存在感のある40mmのケース
モード切り替え時の操作感も楽しい

 時計としてのスペックに目を向けてみると、素材はケース、ブレスレットともにステンレススティールで、5気圧防水仕様だ。ブレスレットはダブルプッシュ式の片開きバックルで、ブレスレットも表面はヘアライン加工、側面はポリッシュド加工と、仕上げを変えている。

プッシュ式のバックルを採用し、着脱もスムース

 バックルのプッシュボタンはとても加工精度が高く、着脱は非常にスムースだ。ピタリと留まって、ぐらつきが少なく、かつカンタンに取り外せる感触は、日常的に使用するアイテムとして嬉しいポイント。特に腕時計は仕様頻度が高く、じっと目にする機会も多いから、バックルの使用感は愛着に直結する。

バックル内部のピンで留めている。ここの加工精度が高く、使用感がいい

 ケースのサイズは40mmで、メンズ向けとしてラインアップされる腕時計としては標準的。大きすぎるということはないが、ほどよく存在感があり、しっかりと主張してくれるサイズだ。厚みもそれなりにあり、サイドから見たときの迫力も十分。物としての質量感が絶妙だ。レディース向けとして考えると、あえて、やや大きめの腕時計を愛用しているという雰囲気になるだろうか。

 本レビューで試用しているのはスモークステンレススチール(FS5846)というカラーリングだが、ほかにステンレススチール(FS5844)と、ゴールドトーン ステンレススチール(FS5843)、ブラックステンレススチール(FS5845)をラインアップする。

 ステンレススチール(FS5844)と、ゴールドトーン ステンレススチール(FS5843)にはポジティブディスプレー(バックが白で、文字が黒)を、スモークステンレススチール(FS5846)とブラックステンレススチール(FS5845)には、ネガティブディスプレー(バックが黒で、文字が白)を採用しているのも面白い。

 ディスプレーはコントラストが効いた非常に見やすいもので、中央上部に大きく時刻、下部の右側に秒、左側に曜日を表示するという仕様だ。

ほどよい厚みがある

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