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杉並区、児童虐待対応への強化を目的として、サイボウズの「kintone」を導入

2021年06月14日 13時30分更新

文● ASCII

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 サイボウズは、杉並区が児童虐待対応の強化を目的に、保育園をはじめとした子どもの属する関係機関との情報共有ツールとして、「kintone(キントーン)」の利用を開始したことを6月14日に発表した。

 近年、児童虐待はたびたび問題視されており、自治体での対策強化が求められている。

 従来、杉並区では、保育園や学校から月に一回の出欠状況を表計算ソフトやメールで提出する形をとっていたが、毎月およそ100通のメールが届くため、正確な情報把握と集計作業に時間を要していた。

 同ツールを採用したことで保育園・学校等からの連絡をタイムリーに行ない、対応すべき児童と傾向を的確に把握することが可能になったという。

 また今後は、食を通じ子どもの定期的な状況把握を実施していくほか、児童虐待未然防止の取り組みを推進する各種事業において、庁内や関係機関と迅速かつ的確に要保護・要支援家庭の情報を共有し、効率的・効果的に事業を推進するため、活用を検討していく予定だという。

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