パナソニックは、ノートPC「Let's note(レッツノート)」の新モデル「Let's note FV1シリーズ」を6月18日から順次発売すると発表した。
14.0型ディスプレーを搭載しつつ、13.3型クラスのノートPCに近いサイズ感を実現した点が特徴。最軽量構成時は、重量およそ999gと、14.0型ながら1kgに満たない軽さだ。
また、音響効果ソフト(Waves MaxxAudio)とボックス型スピーカーを採用することで、人の声の聞き取りやすさが向上している。AIを用いたノイズ除去に対応し、ウェブ会議時のノイズも低減できるとする。
ディスプレーはQHD(2160×1440ドット)解像度で、縦横比は3:2。
店頭で販売される個人向けモデルとしては、「CF-FV1GFNQR」「CF-FV1FDMQR」「CF-FV1FDSQR」「CF-FV1FDWQR」の4型番を用意。それぞれの主なスペックは以下の通りだ。
CF-FV1GFNQR:Windows 10 Pro(64bit)、Core i7-1165G7、16GBメモリー、512GB SSD(PCIe)、14.0型(2160×1440ドット)ディスプレー、Microsoft Office Home & Business 2019、LTE対応
CF-FV1FDMQR:Windows 10 Pro(64bit)、Core i5-1135G7、16GBメモリー、512GB SSD(PCIe)、14.0型(2160×1440ドット)ディスプレー、Microsoft Office Home & Business 2019
CF-FV1FDSQR:Windows 10 Pro(64bit)、Core i5-1135G7、16GBメモリー、256GB SSD(PCIe)、14.0型(2160×1440ドット)ディスプレー、Microsoft Office Home & Business 2019
CF-FV1FDWQR:Windows 10 Pro(64bit)、Core i5-1135G7、8GBメモリー、256GB SSD(PCIe)、14.0型(2160×1440ドット)ディスプレー
インターフェースとして、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 4/USB Power Delivery対応)端子×2、USB 3.0 Type-A端子×3、HDMI端子×1、D-Sub 15ピン(VGA)端子×1、音声入出力端子(3.5mmミニジャック)×1などを搭載するほか、SDカードスロット、有線LAN端子を備える。また、無線通信規格はWi-Fi 6 AX201、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1に対応。ウェブ会議向けに、207万画素のウェブカメラと、Windows Helloでの生体認証に対応した顔認証用カメラも搭載する。
サイズはおよそ幅308.6×奥行き235.3×高さ18.2mmで、重量は最上位モデルとなるCF-FV1GFNQRのみ1.139kg(付属バッテリーパック L 装着時)、ほかの3モデルは999g(付属バッテリーパック S 装着時)。
バッテリー駆動時間は公称で、CF-FV1GFNQRのみ最大21時間(バッテリーパックL)、CF-FV1FDMQRとCF-FV1FDSQRが最大11時間、CF-FV1FDWQRが最大11.5時間。価格はオープンプライスで、実売価格は最小構成モデルで24万円前後からになる見込みだ。
また、個人向けモデルと合わせて法人向けモデルも8型番展開し、ワイヤレスWANモジュールを内蔵し、5G/LTE通信に対応するモデル、インテル vPro テクノロジーに対応するモデル、静電容量式マルチタッチパネルを搭載するモデルなども用意される。