HAUWEI WATCH FIT エレガントエディションの質感は非常に良い
まず、HAUWEI WATCH FIT エレガントエディションは、ステンレススチールのケースとフルオロエラストマーのベルトを採用しており、「エレガント」の名前にふさわしい質感になっている。ステンレススチールには上品な光沢感があり、ビジネスシーンでも使いやすい。フルオロエラストマーは、「Apple Watch」の純正スポーツベルトで使われていることでもおなじみの素材であり、長時間装着しても不快感が少なく、手入れもしやすいのが特徴だ。なお、ケース背面は樹脂製になっており、金属アレルギーの人でも選びやすいと思う。
何より、こうした仕様でありつつ、価格が1万9800円というリーズナブルな価格で入手できるのがうれしい。筆者は仕事柄普段から多くのスマートウォッチに触れているが、HUAWEI WATCH FIT エレガントエディションは、久しぶりに「これは欲しい」と思える質感だった。
HUAWEI Band 6もスマートバンドとしては整った外観が好印象
一方、HUAWEI Band 6には、ステンレススチールやフルオロエラストマー製ベルトは使われていない。ケース素材について明記はなく、ベルトにはUV処理を施したシリコン素材が使用されている。しかし、1万円を下回る価格のスマートバンドとしては外観の印象も洗練されていると感じる。これから初めてスマートバンドに挑戦してみたいという人にとっては、魅力的な選択肢に映るのではないだろうか。
ただし、HUAWEI WATCH FIT エレガントエディションを触ってしまったあとに同機を使うと、ベルトの質感がやや硬く感じられることも事実だ。差額は1万円強あるが、つけ心地を重要視する場合には合わせて検討するのが賢明だろう。