IoTプラットフォーム「SORACOM」でKDDI auネットワークで5G(NSA)/4G LTEが利用可能に
ソラコムはIoTプラットフォーム「SORACOM」にてKDDI auネットワークで5G(NSA)/4G LTEが利用できるデータ通信契約「planX2」を開始した。
PlanX2の利用に際しては、1枚のSORACOM IoT SIMに複数の通信契約(サブスクリプション:回線契約情報)を追加できる「サブスクリプションコンテナ」機能が利用でき、新規で購入もしくはすでに保持しているSORACOM IoT SIMでplanX2を利用できる。SORACOMユーザーコンソール画面もしくはAPIから操作て1回線単位でサブスクリプションを追加可能。
サブスクリプションコンテナでは、セルラー通信経由で遠隔からSIMの設定をセキュアに書き換える技術であるOTA(Over The Air)を用いている。
利用料金は初期費用としてカード型5.5USD/チップ型6.6USD。サブスクリプション追加費用は3USD(1サブスクリプションあたり)。基本料金は0.06USD/日(plan01sの場合)、サブスクリプション利用料金は1.8USD/月(planX2)。データ通信料金は1MBあたり0.01USD。SMS利用料金はIoTデバイスへのSMS送信が0.005USD/通、IoTデバイスからのSMS送信が0.4USD/通。
SORACOM IoT SIMには、複数のサブスクリプションを管理するためのサブスクリプションコンテナエンジンがあらかじめ搭載されており、ウェブコンソールまたはAPIで操作を行なうとOTAでSIM内にサブスクリプションが追加される。planX2に対応する動作確認済みOTA対応モジュールは、「Thales DIS MV31-W」(5G/4G LTE)、「Quectel EC21-J」(4G LTE)、「GreenHouse GH-UDG-MCLTEC」(4G LTE)、「SORACOM Onyx LTE USB ドングル SC-QGLC4-C1」(4G LTE)。順次5G対応の動作確認済みOTAモジュールを追加予定。