本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「アップロードしたファイルが更新されない?CDNキャッシュの消し方 #Azure リレー」を再編集したものです。
皆さん、CDNは使用していますか?
画像や動画などのコンテンツの配信を効率的に高速に捌いてくれるアレです。
Azureの場合はリソースを作って配信元のストレージアカウントやMediaServiceに繋いであげれば簡単に使えて便利ですが、「ファイルを更新したのに配信される内容が古いまま!」という事象が起きることがあります。
こういう時はCDNキャッシュを消しましょう。
CDNエンドポイントの場合
AzureポータルからCDNエンドポイント(CDNプロファイルではないですよ?)の画面を開き、画面上部の「消去」を押します。
削除じゃないですよ!ご注意を!
消去する対象を何にするか指定できるので、対象のコンテンツのパスを指定するか、「すべて消去」で全部消してください。
※ Akamaiを使用している場合は「すべて消去」はありません、ご注意を
Front Doorの場合
AzureポータルからFront Doorを開き、Front Doorデザイナーを開き、画面上部の「消去」を押します。
焦ってFront Doorを開いてすぐに「削除」を押すと大惨事です、ご注意を…
こちらもCDNエンドポイント同様に消去する対象を選べるので、対象のコンテンツのパスを指定するか、「すべて消去」で全部消してください。
まとめ
以上、簡単な操作ではありますが知らないと焦るので整理してみました。
おそらくaz cli等でも実施できるので、自動化等を検討する場合は調べてみましょう。
松枝 宏樹/FIXER
名古屋事業所所属。
得意分野はC#、ASP.NET、terraformなど。
最近はdocker、K8s関連を勉強中。