3月3日、Xencelabs(センスラボ)がペンタブレットの新製品発表会を実施した。同社は米バンクーバーに本社を置く新興企業で、クリエイター向けの製品を展開するブランドになるという。
Xencelabsの公式HPなどを確認すると、親会社がコスパの優れたペンタブレット製品を提供するXP-PENと同じHanvon Ugee社のようだったので、おそらくプロ向けといったよりハイエンドな製品がXencelabsブランドにて展開されるものと思われる。
同社がまず国内にて販売する製品「Xencelabs ペンタブレット Medium」は、薄くて持ち運びに優れたワイヤレスレシーバーにて無線にて接続できる板タブ。タブレットと太さの異なるスタイラスペン2本が付属したセットが今月中旬から下旬にて3万3980円で発売される予定。
その後、ダイヤルを備えた左手用デイバス「Xencelabs クイッキーズリモート」もセットになった製品が、その一週間後ほどに4万1980円にて発売される。そして、その後に随時「Xencelabs クイッキーズリモート」(以下、クイッキーズ)の単品(おそらく8000~9000円くらいになるとのこと)など、オプションが販売されていく予定とのこと。また本製品はTSUKUMOとAmazonが最初の販売先になるそうだ。
また、発表会ではソーシャルゲームのイラストなどで活躍するイラストレーターのハジメカナメ氏のデモンストレーションの動画が流された。ハジメカナメ氏は、今まで使っていた製品と感覚が違い過ぎるのではと懸念したが、実際に使ってみたら凄く使い易く、すぐに慣れたとコメント。
クイッキーズも直感的にショートカットなどが使えて、作業効率が上がった気がしたという。板タブは、凄く薄くてコンパクト、さらに読み取り表示領域がLEDで光っていてカッコよく個人的にも気に入っているとのこと。
一番の特徴であるクイッキーズは、競合他社の左手デバイスと異なり、LED表示で項目が表示されるため、分かり易くなっている。もちろん、カスタマイズも可能で、8つのボタン設定を1セットとし、AからEまでの5セットが設定できるため、合計40通りの設定が行なえるとのこと。
また、明日3月4日から4月18日まで、センスラボ第1回イラストコンテストが開催される。募集テーマは「コロナに勇気をもって立ち向かい、いつか必ず打ち勝つ未来」、コロナ後の明るい未来の街の姿、コロナ後の自分の姿、コロナ禍の中で闘うヒーローやコロナに立ち向かうキャラクター、コロナ後の明るい未来などをイラストに込めてください、としている。詳細は公式Twitterや公式ページにアップするとのこと。
本イラストコンテストは、Twitter、Instagramにて、ハッシュタグ「#センスラボイラコン」をつけて応募する。賞品は今回発表されたタブレットの他、販売店であるTSUKUMOのIntel最新CPU搭載PCなど。詳しくは、公式サイトをチェックして欲しい。