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オフィス志向から生活志向へ転換傾向に

リモートワーカーが在宅勤務のメリットを評価したレポートを公開

2021年02月25日 19時00分更新

文● ASCII

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 GitLabは2月25日、リモートワークに関するレポート「Out of the Office: How the world adapted to working remotely in 2020」を公開した。

 本レポートは、2020年3月にコロナ禍によって世界的なロックダウンが実施される数日前に発行されたレポート「The Remote Work Report: The Future of Work is Remote」に対するベンチマーク追跡調査。電話やビデオ会議、書面でのアンケートを使用し、200人を超える社会人を対象に3ヵ月にわたり調査を行なった。

 回答者の4人に1人が、リモートワークの最もうれしい恩恵として「時間が増えた」ことを挙げている。また3人に1人が、これまで通勤にかかっていた時間を家事や、家族とより多くの時間を過ごすために使うようになったと回答した。

 また、住む場所を選ぶ際に最も重要なポイントは何かという質問で、半数近く(47%)が「自然とアウトドアスペース」を優先事項の1つに挙げている。また、34%は「快適なホームオフィス環境を持つ価値」を挙げ、25%は「家族の近くで生活すること」が重要だと回答している。

 回答者の65%が、リモートワークによってチームワークに良い影響またはそれなりの影響があったと回答しているが、25%は悪い影響があったとした。過半数(57%)が、従業員が直接集まる職場環境での社会的交流がないことを残念に感じているという。

 同社はこれらの結果から、リモートワークにすることにより、家事や家族に使える時間が増えるという素晴らしい調和をもたらすようになるという事実に企業が気付き、職場と成果を切り離すことについて考え方を変える企業が増えているとしている。

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