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寺坂ユミとスピーディー末岡のカメラ勝負!

本当に写真が上手いのはどっち? 「arrows NX9 F-52A」のカメラでアイドルとガチバトル

2021年02月22日 11時00分更新

文● スピーディー末岡 写真●高橋 智

提供: 富士通コネクテッドテクノロジーズ

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カメラ下手じゃないと証明するために
「arrows NX9 F-52A」で寺坂ユミと写真対決!

 ASCII.jpではスマホ班として活動している筆者。スマホのレビューをするためにベンチマークを取ったり、使い勝手を検証したり、カメラの作例を撮ったりしているのだが、同僚(主につばさ)から「もうちょっと作例なんとかなんない?」と言われ続けている。筆者としては、スペックの高いカメラで綺麗な写真を撮影しているつもりなのだが……。

arrows NX9 F-52A

 編集部イチの写真下手という不名誉な称号をもらってしまったが、まったくもって不本意である。これは納得がいかない……などとブツブツ言っていると、スマホ総研のオカモトから「ごちゃごちゃ言わんと、よく写真撮ってる人とのカメラ対決でどっちがうまいか決めたらええんや」との提案が。なるほど、悪くない。この対決に勝てば同僚(主につばさ)の鼻を明かせるだろう。とはいえ、プロカメラマンを相手にするのは明らかに分が悪い。プロではないけど、よく写真を撮っている、いわゆる筆者と同じくらいのレベルの人との対決がいいだろう。

週刊アスキーでも「純情のアフィリア 電脳部」を連載中で部長の寺坂ユミちゃん

 そこで思いついたのが、アスキー本誌でも連載(純情のアフィリア電脳部<はみ出し版>)を持っているアイドルグループ「純情のアフィリア」の電脳部部長、ゆみちぃこと寺坂ユミちゃんだ。ガジェットも好きだし、そもそもアイドルなので写真は日常的に撮っている。現役アイドルにオッサンが勝つというのもカタルシスがあるじゃないか。ということで、ゆみちぃに聞いてみると、ふたつ返事でOKとのこと。ゆみちぃ、恨みはないが筆者のために犠牲になってくれ!

 筆者の陰謀渦巻く対決だが、公平を期すために端末は同じものを使う。昨年末にドコモからリリースされたミドルハイの5Gスマホ「arrows NX9 F-52A」は通常の撮影モードのほかに、アドビとコラボした「Photoshop Expressモード」があり、撮影したらすぐにPhotoshop Expressが自動的に写真を補正する機能だ。筆者が撮った写真が微妙でもPhotoshop Expressの力で超絶キレイにしてくれるわけで、少しでも筆者の勝率を挙げるための選択だ。ゆみちぃは「新しいスマホですよね? 触るの楽しみです!」と無邪気に喜んでいる。すでに筆者の術中にハマっているようだ。

カメラの評価が高いarrows NX9 F-52Aを使って写真対決をすることに

 写真のお題は「スナップ(風景)」「ポートレート」「夜景」「自撮り」の4つ。これらの写真のクオリティーを、アスキーのカメラマンで純情のアフィリアの連載でもお世話になっている高橋 智カメラマンに「誰が撮ったと言わず」にどちらの写真がよかったのかをジャッジしてもらう。自撮りに限ってはオッサンという圧倒的ハンデがあるが、そこは仕方ない。スナップや夜景などはPhotoshop Expressモードを使ってもOKとする。

 以上のようにルールとお題が決まったところで、arrows NX9 F-52Aのカメラ機能を説明したい。

3眼カメラとAI、Photoshop Expressで
あらゆるものを美しく撮れる「arrows NX9 F-52A」

 カメラスペックを紹介すると、4850万画素の広角(標準)、800万画素の超広角、500万画素の深度の3眼構成となっている。通常撮影では広角と超広角を使い、ポートレートモードやARサイズチェッカーで深度カメラが使われる。

多彩な撮影モードを搭載する

 撮影モードはおおまかに静止画と動画にわかれており、モードは「写真・ビデオ」「Photoshop Expressモード」「ポートレート」「ワイプ撮影」「Live Auto Zoom」「AIスローモーション」「マニュアル」「ARサイズチェッカー」の8種類が用意されている。

 
写真・ビデオ
標準のモード。AIが8シーン(「人物」「犬猫」「料理」「花」「夕景」「夜景」「逆光/HDR」「テキスト」)を自動で識別してくれるので、このモードで撮っておけば間違いない。
Photoshop Expressモード
アドビとの協業により実現したモードで、撮影した写真をプリインストールされたPhotoshop Expressがすぐに補正してくれる。色を鮮やかにしたり、暗い部分を明るくしたりできるので、標準モードよりこだわった写真が撮りたいならこのモードだ。
ポートレート
いわゆる背景をボカすためのモード。アウトカメラでもインカメラでも使える。インカメラでは美肌補正も可能。
ワイプ撮影
インカメラとアウトカメラを使い、被写体と撮影者を同時に撮影できる。テレビでよく見かけるだろう。基本は動画のモードだが、arrows NX9 F-52Aではさらに、ワイプ画像の位置、大きさ、形を変更して楽しめる。
Live Auto Zoom
動画を撮影しているときに、ズームしたい場所を○で囲むと自動で被写体をズームして画面中央に配置した追従状態の動画が撮影できる。動き回る子供などの被写体に便利だ。
AIスローモーション
自動で人の動きを認識し、スロー動画を最大30秒まで撮影できる。さらに撮影した動画の好きなシーンをあとからスローにすることも可能だ。
マニュアル
シャッタースピードやISO感度などをすべて手動で調整できるので、よりこだわった撮影が可能。上級者向け。
ARサイズチェッカー
幅、高さ、奥行きを入力すると、画面内にバーチャルで入力したサイズのBOXが現れる。複数個を一度に並べることもできる。たとえば家具購入を考えているときに、実際に置くとどうなるかを事前にシミュレーションできる。
 

 何もいじらずとも綺麗な写真が撮れるが、こだわれば多種多様な写真、動画が撮れるのがarrows NX9 F-52Aの特徴だ。とくにPhotoshop Expressモードは秀逸なので、筆者のように写真に自信がないなら、常時このモードで撮影してもいいくらい。さて、次のページからはいよいよ作例対決に移る。

Photoshop Expressモードオフ

Photoshop Expressモードオン

この写真も左がPhotoshop Expressモードオフで右がオン。このように、シャープネスをかけ、コントラストを上げて、明暗がはっきりした写真に仕上げてくれる。暗い所では明るくするなどの補正もしてくれる

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