富士通は1月26日、インテル第11世代CPUや最新OSに対応した富士通クライアントコンピューティング(FCCL)製の法人向けノートPC、タブレット、ワークステーション、シンクライアント11機種を発表した。1月下旬より順次提供を開始する。
今回発表されたのは、ノートPC「FUJITSU Notebook LIFEBOOK」5機種、Windowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab」2機種、デスクトップパソコン「FUJITSU Desktop ESPRIMO」、ワークステーション「FUJITSU Workstation CELSIUS」の法人向け製品。さらに、最新版OSおよび最新のインテルCPUを搭載したシンクライアント端末「FUJITSU Thin Client FUTRO S7010」と、無線WANに対応した「FUTRO U9311M」の計11機種を同日より販売を開始した。
新型コロナウイルスの感染予防のためのテレワークで、様々な場所からクラウドサービスを利用する機会が増えている中、企業内のセキュアなネットワーク環境から外部のオープンなインターネットへの接続が増え、ウイルス感染やマルウェア攻撃の脅威が懸念されているという。
LIFEBOOK「U9311/F」、「U9311X/F」、「U7311/F」、およびARROWS Tab「Q7311/FE」、「Q7311/FB」では、新たにFCCLが独自開発したEndpoint Management Chip(EMC)とセキュアBIOSを搭載することにより、BIOSにおけるウイルス・マルウェア対策を強化。BIOSが攻撃を受けた場合にEMCが検知し、BIOSの改ざんがあった場合は速やかに自己回復する。また、不正利用対策として、指紋認証や手のひら静脈認証など生体認証にも対応する。
13.3型ワイドウルトラ・スリムモバイルPC「LIFEBOOK U9311/F」は、筐体サイズの小型化と部材変更などによる軽量化でおよそ15mmの薄さとおよそ738gの軽さを実現するとともに、直感的に利用しやすいという新設計のフラップ式LANコネクターを採用。また、無線WAN搭載モデルでは、5G対応でテレビ会議やテレワークなどに利用できる。さらに、「バックライト機能付きキーボード」を新規に搭載する。
ラインアップと価格、提供開始時期は以下の通り。