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コスパに注目フォッシル「ジェネレーション 5E」レビュー 独自機能の使い心地は?

2020年12月26日 12時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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「健康」アプリの画面

ワークアウト中の画面表示はやや暗くなり節電される

 GEN 5Eには、フォッシル独自のアプリ「健康」が搭載されている。この健康アプリには3つの機能が備わっており、1つ目がアクティビティトラッカーだ。アプリケーションの一覧から同アプリを起動するか、タイル画面に「ワークアウト(健康)」を配置して選択することで、ワークアウトの計測ができる。

健康アプリ内の「活動」をタップした後、または「ワークアウト(健康)」タイル画面で表示されるワークアウトの2択

 このアプリでは「屋外」か「屋内」かを選択するだけで、ワークアウトの追跡が開始される。ワークアウトの記録はスマートフォン側の「Google Fit」から確認できる。

<常時表示されるディスプレーは晴れた日の屋外だとやや見えづらい。タップすると輝度が上がる/p>

 実際に使ってみたところ、ディスプレーが常時表示されつつも、タッチなどのアクションがないタイミングでは、輝度が制限されてバッテリー消費が節約されている仕組みのようだった。ただし、輝度が制限されている状態では、晴れている日の日中だと、うっすら見えるかどうかくらいになる。

 計測中の画面UIとしては、移動距離、経過時間、心拍数が表示された。文字サイズ・フォントともに視認性は良好で、運動不足解消のためのウォーキングや、軽いジョギングなどで使用するには、使い勝手は良い。

 ただし、測定結果に表示される消費カロリーの数字については、筆者が普段計算している値よりも、やや甘く感じた。純粋に運動で消費しているカロリーではなく、時間経過による基礎代謝なども上乗せされた数字が表示されているのかもしれない。

測定後のデータとして、消費カロリーや心拍数の推移、統計などをウォッチから確認可能

 ちなみに、Wear OSに標準搭載の「Fitエクササイズ」アプリを使えば、種目を選んでのワークアウト計測も可能だ。こちらはワークアウトを実施するまでに必要な操作階層がやや深くはなるが、縄跳びや筋トレなど、種目数は多い。目的の運動種目がはっきりしている場合には、こちらを選択した方が良いだろう。タイルにも配置できるようになっているので、「Wear OS」アプリからカスタマイズして並び替えておけば、シーンに応じて使いやすい方をチョイスできる。

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