今秋追加された新機能
11月にリリースされた4.6.0のアップデートでは、「文字盤のカスタマイズ」や「ギャラリー」「文字盤のシェア」など、文字盤周りの改良に加え、ボタン操作に変更があった。具体的には、リュウズの長押しで、振動の強さやフロントライトなどの調整ができるようになっている。また、4時位置のボタンを長押しすることで、未読通知へのアクセスが可能になった。
文字盤のギャラリー表示をするためには、アプリの「カスタマイズ」タブから、文字盤中にある歯車のアイコンをタップし、時計のアイコンをタップする。「ギャラリー」画面が表示されるので、「お気に入り」欄の「すべて見る」をタップ。執筆時には計9種の文字盤が表示された。ここでは「WAVE」の側にある下矢印のダウンロードアイコンをタップ。これで、「My Faces」に文字盤が保存された。
続いて、同じく歯車アイコンから「+」をタップし、「私の顔」という画面が表示されたら、「WAVE」が選べるようになっているので、「設定」をタップしよう。これで、カスタマイズタブの画面に「WAVE」の文字盤表示が並ぶので、画面右上の「設定」をタップすれば、ウォッチ画面に反映される。
なお、気に入った文字盤をほかの人にシェアする場合には、歯車アイコンのタップ後などに表示される共有アイコンを選択すればよい。コピーしたリンクを開くと、「WATCHFACEをダウンロード」というボタンが表示されるので、アプリを持っている場合にはこれをタップすることで、文字盤が共有される。
現状はそれほど文字盤が多いわけではないが、今後文字盤が増えてきた際には便利そうだ。
リュウズの長押しで表示されるメニューには、「設定」という欄が追加された。先述した通知のオン・オフに加え、「心拍数」「フロントライト」「接続切断アイコン」「振動」「ダイヤル情報(※文字盤に表示されるアイコンとリングのこと)」の制御がここでできる。なお、振動についてはオン・オフの切り替えではなく、「強」と「中」の選択となっていた。
また、「4時位置のボタン長押し」によっては、未読通知が表示されるようになった。従来から短くボタンを押すことで、特定の機能にアクセスする設定を行えたので、より多くの機能を素早く起動できるのはありがたい。
最後になったが、ハイブリッドHRの新機能を活用するには、スマートフォンで「Fossil Hybrid Smartwatches」アプリをアップデートすることが必要だ。アップデート後、ウォッチを同期しておくと、ウォッチ側も更新される仕組みである。アップデートを怠っていた人は確認してみるとよいだろう。
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