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フォッシル オシャレなE Inkスマートウォッチ「ハイブリッドHR」新機能アップデートで使い勝手向上

2020年12月10日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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フォッシルのスマートウォッチ「ハイブリッドHR」は、針と電子ペーパーの「E Ink」文字盤で情報を表示

 スマートウォッチの特徴の一つとしてアプリのアップデートにより、新機能を追加できるということが挙げられる。電子ペーパー「E Ink」を文字盤に使用することで注目を集めたフォッシルのスマートウォッチ「ハイブリッドHR」。本稿では、アップデートによって追加された新機能について、紹介する。

 ハイブリッドHRは「Fossil Hybrid Smartwatches」アプリを介してペアリングをする。本稿執筆では、iOS版バージョン4.6.0の同アプリを使用。ハイブリッドHRのファームウェアバージョンはDN1.0.2.19r.v7だった。スマートフォンは、iOS 14.2を搭載するiPhone 11 Proと接続して検証をした。なお、同機の基本的な操作は、別途記事にてすでに解説しているため、そちらをご覧いただきたい。

今夏に追加された新機能

 ハイブリッドHRは、2019年11月に発売された後もアップデートを続けており、本稿ではバージョン「4.5.0」と「4.6.0」で追加された主な新機能に注目したい。2020年夏にリリースされたバージョン4.5.0では、「自動ワークアウト検出」「おやすみモード」「目標リング」「接続チャレンジ」のアップデートが追加されていた。

「Fossil Hybrid Smartwatches」アプリで、「プロフィール」タブを開き、「自動ワークアウト検出」をタップ(左)。4種類のワークアウトの自動検出について設定できる(右)

ワークアウトの計測を開始せずに3分走るとこの様な画面が表示された。リュウズを押して「はい、追跡を開始」を選択すると、計測が開始される

 4.5.0のアップデート時には、5つのワークアウトタイプを検出できるとあったが、今回検証したバージョン4.6.0のアプリでは、「プロフィール」タブから「自動ワークアウト検出」の欄を選択すると、4種類のワークアウトに関する設定が確認できた。「ランニング」「サイクリング」「歩く」「ボート漕ぎマシン」に関して、オン・オフの切り替えと、「最初に聞いて」のチェックの有無を変更できる。

通知の有無をウォッチから設定できる

 「おやすみモード」は、睡眠時や会議時など、煩わしい通知をオフにできる機能だ。ハイブリッドHRのリュウズを長押しし、表示されるメニューから、ベルのアイコンを選択すれば3つのモードを切り替えられる。「通知OFF 常にオフ」「通知OFF 常にオン」「通知OFF ミラーリング」と表示されるのはやや分かりづらいが、「通知OFF」の部分は機能名なので読み飛ばせばよい。

歩数の目標値に対する達成度が、円周の白い部分の割合で示される

 「目標リング」は、文字盤に運動の目標値が表示される機能だ。アプリの「プロフィール」タブで「目標設定」を選択。「歩数」「活動時間」「消費カロリー」「睡眠」の目標値を設定しておくことで、ウォッチ画面に進捗度がリングで表示される仕組みである。ちなみに、バージョン4.5.0では、同画面にゴールリングの表示有無を選べるスイッチが表示されたが、4.6.0ではこれがなくなっており、ウォッチ画面には基本的に目標リングが表示されるようになった。

 ただし、ウォッチのみでリアルタイムに反映するのではなく、スマートフォンと同機したタイミングで数値とリングの表示が変わる点に注意したい。

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