16種類のワークアウトに対応
HUAWEI WATCH GT2eが対応するワークアウトは豊富だ。標準でも16種類のワークアウトに対応。例えば、ランニングやサイクリング、トライアスロンや、ジムで見かけるエリプティカルやローイングなどの計測が可能だ。
コーティングをしてくれる「パーソナルフィットネストレーナー」機能もユニークだ。「ランニングコース」を選択した際に、ペース設定やダイエット、持久力などの目的ごとに選択できる仕様となっている。たとえば、ランニング中にペースが落ちると「心拍数が低い」、頑張りすぎていると「心拍数が高い」のようにアラートが表示された。
測り忘れを予防する機能も備わっている。たとえば、ワークアウトをオンにせずにウォーキングをした際には、「歩行を始めますか?」のような画面が表示され、「屋外」か「屋内」かを選択できた。これを選択すると、それまでに運動していた分を含めて、ワークアウトの測定が開始された。
計測したワークアウトのデータは、スマホアプリの「Huawei Health」から確認できるほか、ウォッチ内のワークアウト記録からも確認できる。ウォッチ単体で表示できる内容も詳細であり、ワークアウト中における心拍数の変動や、高度変化、心拍数のゾーンからどんなトレーニング効果があったのか、ランニングならペースやケイデンス、ストライドはどのくらいだったのか、といった情報が表示された。マラソンのトレーニングなどでおなじみの持久力の指標である「VO2MAX」の値も確認可能だ。
健康維持の初心者だけでなく、より高負荷なトレーニングを目的とする競技者でも、自主トレーニングの際に指標として活用にできるものは多いと感じた。屋外の運動中には、スマートフォンをすぐに取り出せる状態で携帯しているとは限らないので、ウォッチ単体で素早く確認できるのは魅力だろう。