ASUS JAPANは10月23日、新技術OCO搭載でハロー効果を軽減した直下型ミニLEDバックライト採用のクリエイター向け27型液晶ディスプレー「ProArt PA27UCX」を発表した。11月6日発売予定。
直下型LEDバックライトディスプレーは視野角が比較的狭く、正面以外の角度からは正確な色の把握が難しいという問題があったが、新技術のASUS OCO(Off-Axis Contrast Optimization)ではエッジ周辺の光透過率を制御する補正層により、画面を斜めから見たときのハロー効果を80%軽減。
また、従来のLEDの半分のミニLEDを高密度に配置して輝度調整の精度を向上。高輝度エリアから最暗部エリアまで、576もの独立したローカルディミングゾーンを実現し高精度なHDRコンテンツを再現する。
表示解像度3840×2160ドット、応答速度(G to G)5ms。インターフェースはHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2×1、USB Type-C×1。異なる映像ソースを同時表示するPicture in PictureやPicture by Pictureも搭載。USBハブ機能や2W+2Wのステレオスピーカーも内蔵する。価格はオープンプライス。
なお、ProArt PA27UCXは、9月25日に発表した「ProArt PA27UCX-K」では付属していたディスプレーキャリブレーションツール「X-rite i1 Display Pro」が付属しないモデルとなる。