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習慣化アプリ「みんチャレ」で糖尿病改善を試みる臨床研究スタート

2020年10月22日 17時00分更新

文● ASCII

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 エーテンラボは10月21日、習慣化アプリ「みんチャレ」において、糖尿病患者のデジタルピアサポートについての臨床研究をスタートした。

 みんチャレは、5人1組チームの励まし合いオンラインコミュニティーを作り、ダイエットや運動、学習といった新しい習慣を身に付けたい人たちがチャットで励まし合いながらチャレンジする三日坊主防止アプリ。習慣化成功率は1人でチャレンジするときの8倍にものぼるという。

 糖尿病治療は、自身の運動や食事など生活習慣の改善が必要不可欠だが、その習慣を継続させることに多くの課題がある。みんチャレを使用することにより運動療法のひとつであるウォーキングの継続を促し、実際にHbA1c(ヘモグロビン糖化率)が下がることが証明できれば、患者のクオリティオブライフの向上や医療費増大の問題解決に貢献できると考えた臨床研究。

 研究課題名は「ピアサポート型習慣化アプリを用いた糖尿病に対する生活習慣改善効果のフィジビリティスタディ」。神奈川県民で2型糖尿病および予備群にあたる人を対象に臨床実験を進め、HbA1c(ヘモグロビン糖化率)が低下するかどうかを確かめる。

 みんチャレにおけるチャレンジの内容は、開始時に各自の1日の歩数の目標値を決めて継続的な達成を目指す。応募者はみんチャレを使用する30名と、対照群となる非使用30名。実施期間はおよそ3ヵ月を予定している。

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