各種ゲームベンチで性能をチェック
GeForce RTX 3080でフルHD×300Hz&4K×144Hzが現実に! ハイエンドゲーミングPC「G-Tune EP-Z」の実力をチェック
マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランド「G-Tune」から、最新GPUである「GeForce RTX 3080」を搭載するハイエンド向けゲーミングパソコン「G-Tune EP-Z」が登場した。GeForce RTX 3080は、前世代のGeForce RTX 2080と比べ、CUDAコア数が3倍近くに増加し、4Kゲームプレイやレイトレーシングを使った重量級のゲームでも現実的に遊べる性能をうたっているのが特徴となっている。
今回、G-Tune EP-Zの試用機を試すことができた。なお、試用機は標準モデルから360mm長の大型ラジエーター採用の水冷CPUクーラーに(標準モデルは240mm長のラジエーターを採用する水冷CPUクーラー)、電源を800W(80PLUS TITANIUM認証取得)から1200W(80PLUS GOLD)に、サイドパネルをライトスモーク強化ガラスにカスタマイズしたモデルとなっている。こちらの構成で、価格は35万4860円。
前回は、G-Tune EP-Zの基本性能をチェックした。今回は、ゲーム系のベンチマークで気になるゲーム性能をチェックしていく。
G-Tune EP-Zは、Core i7-10700K、GeForce RTX 3080、32GBメモリー、1TB SSD(M.2接続/NVMe対応)、2TB HDDという構成だ。この構成で、標準価格は33万3080円からとなっている。
まずは、「レインボーシックス シージ」(以下、R6S)と「ゴーストリコン ブレイクポイント」をチェック。どちらも最高設定にして計測した。
レインボーシックス シージ(R6S)は、総合品質を最高にして計測したところ、4Kでも平均が240fpsを超えるという驚きの結果に。ゴーストリコン ブレイクポイントは、テクスチャの品質をアルティメットにして計測。平均で4Kは120fps前後、WQHDとフルHDは160fps以上となった。ゴーストリコン ブレイクポイントはリアルなグラフィックな分負荷も高め。このタイトルでも、4Kで快適に遊べる数値が出ているのには驚いた。
また、「Apex Legends」と「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)をプレイした際のフレームレートを、Frapsで計測した。
Apex Legendsは、テクスチャストリーミング割り当てを極にして計測。結果は、4Kでも平均168と144fps越え、WQHDとフルHDでは平均で240Hzを超えている。PUBGは設定をウルトラにして計測。4Kだと平均で125fpsと144Hz越えとはいかなかったものの、十分しっかりと遊べるフレームレートにはなっている。WQHDとフルHDも同様で、240Hzディスプレーを存分に活かして遊べるスコアだった。
注目したい点としては、フルHDとWQHDのスコアがあまり変わらないということだ。フルHDで300Hz、WQHDで165Hzのディスプレーなども登場しているので、フレームレート重視 でも、高解像度でリフレッシュレートも妥協したくない人でも、G-Tune EP-Zと対応ディスプレーを用意すれば、理想のゲームプレイ環境が構築できるだろう。
フルHDで300Hz、4Kで144Hzが現実に!
G-Tune EP-Zは、GeForce RTX 3080を搭載しているだけあって、ゲーム系のベンチマークのスコアではすべからく高いスコアを叩き出してくれた。最近ではフルHDで300Hzのディスプレーや、4Kで144Hzといったディスプレーも登場しているが、今までは正直その性能を存分に引き出すのが難しかった。しかし、GeForce RTX 30シリーズが登場したことによって、これらのディスプレーでのゲームプレイが現実になりつつある。
2020年末は、話題の大作ゲームの発売が複数控えている。そういったタイトルはもちろん、現在ハマっているタイトルも4KやWQHDといった高解像度や、超高フレームレートで遊びたいという人は、G-Tune EP-Zを検討してみてはいかがだろうか。
試用機の主なスペック | |
---|---|
機種名 | G-Tune EP-Z |
CPU | Core i7-10700K(3.8GHz~最大5.1GHz)、8コア/16スレッド |
グラフィックス | GeForce RTX 3080 |
メモリー | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD(M.2接続/NVMe対応)、2TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(スロットイン) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース | USB 2.0×2、USB 3.0×6、USB 3.1(Type-A)、USB 3.1(Type-C)、DisplayPort×3、HDMI、有線LAN端子、PS/2 Mini DIN 6ピン、S/PDIF、ラインイン、ラインアウト、ヘッドフォン、マイク入力、リアスピーカー、センター・サブウーファー |
電源 | 1200W(80PLUS GOLD認証取得) |
サイズ | およそ幅215×奥行490×高さ501mm |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
-
デジタル
ゲーミングPC「G-Tune」からGeForce RTX 3080/3090搭載モデルが登場 -
デジタル
GeForce RTX 3080搭載ゲーミングPC「G-Tune EP-Z」で、4Kやレイトレーシングでのゲームプレイをその手に! -
デジタル
G-Tuneシリーズ、マイクロタワーPCに最上位モデル「G-Tune XM-Z」が登場 -
sponsored
GeForce RTX 3070搭載のゲーミングデスクトップPC「G-Tune HN-Z」で人気ゲーム10本ベンチを実施! -
デジタル
RTX 3070搭載でゲームプレイにおける王道構成、しかもコンパクトでエアフロ―もグッドなミニタワー「G-Tune XM-Z」をチェック