ファーウェイのスマートフォンに標準アプリとして搭載されている「メモ帳」。ちょっとしたメモなどを残しておくのに便利なアプリですが、最新OSの「EMUI 11」からは、写真で撮影したデータから、テキストをスキャンして保存する機能が搭載されました。
使い方は、まず「メモ帳」を起動して新規のメモを作成します。次に「ギャラリー」をタップして「文書のスキャン」を選択します。すると写真撮影の画面に切り替わるので、メモに取り込みたい書類などを撮影します。
あとは「テキストを抽出」をタップすれば、撮影した写真に写っている文字を検知して、テキストとして抽出できます。撮影した範囲が広くて文字の判別がしにくかったり、角度がついていて曲がっている場合は、撮影したデータのサムネイルをタップしてプレビューを開き、「調整」を選択します。
ここで抽出したいテキストのエリアをタッチ操作で選択できるようになっています。また傾きなども調整できるので、写真内のテキストに合わせて設定しましょう。
抽出したテキストは、その場で編集可能。文字認識が間違っている場合などはここで修正できます。テキストに問題なければ「保存」をタップすれば、メモに抽出したテキストの貼り付けが可能。「画像とテキストを保存」もしくは「テキストのみ保存」が選べます。
日常配布された資料や時刻表、名刺などをテキストで保存したいというケースは多いはず。そういったときに便利な機能なので活用しましょう!
※HUAWEI P40 Pro/EMUI 11で検証しました。