「ASUS Corporate Stable Model」シリーズ
ASUS、サーバーグレードのIT管理ソフトが付属するビジネス向けマザーボード5製品
2020年09月17日 13時30分更新
ASUS JAPANは9月17日、サーバーグレードのIT管理ソフトウェアが付属するビジネス向け「ASUS Corporate Stable Model」シリーズの省スペースサイズのマザーボード5製品を発表した。9月18日より販売を開始する予定。
「PRIME B460I-PLUS/CSM」「PRIME H410I-PLUS/CSM」は、企業内のデバイスの管理、モニタリング、潜在的なリスクからの保護、複数箇所の在庫管理ができる集中管理型ITシステム「ASUS Control Center Express(ACCE)」が付属する。ダッシュボードからは、システム異常の検知、生産の効率化、定期的なマネジメントチェックを確認できる。
システム全体の電力をリアルタイムで節約できる「Energy Processing Unit(EPU)」機能に対応。ハードウェアの要求に応じて消費電力を自動的に検出して調整するので、マシンの性能を犠牲にすることなく電力を節約できるという。また、アウェイモードを使えば、EPUはCPUのワット数を限界まで下げ、未使用のI/Oコントローラをシャットダウンし、グラフィックスカードの消費電力を削減できる。
その他、CPUファンとケースファンの回転速度を温度に応じて細かく制御できる機能「Fan Xpert 4」、負荷によって激しく変動するCPUの要求電力に対して低遅延でより正確な電力供給ができるデジタル電源回路「DIGI+ VRM」、初心者からパワーユーザーまであらゆるユーザーに使いやすいように設計された「UEFI BIOS」を搭載する。
価格は、インテルB460チップセット搭載のPRIME B460I-PLUS/CSMが税別1万2000円前後、H410搭載のPRIME H410I-PLUS/CSMが税別1万円前後となる見込み。
「PRO A520M-C/CSM」「PRO B460M-C/CSM」「PRO H410M-C/CSM」は、ASUS Control Center Express(ACCE)のほか、アップデートが失敗した場合に検証済みのバックアップでシステムBIOSを自動的に回復する機能を搭載。
また、ハードウェアベースのセキュリティ「Trusted Platform Module(TPM)」、湿気・腐食対策の「防湿コーティング」、過電圧保護機能を備える。
価格は、AMD A520チップセット搭載のPRO A520M-C/CSMが税別9100円前後、B460搭載のPRO B460M-C/CSMが税別1万1000円前後、H410搭載のPRO H410M-C/CSMが税別8500円前後となる見込み。