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「Pro WS X299 SAGE II」

ASUS、PCIe x16スロット7基搭載のワークステーション用マザーボード

2020年08月27日 13時00分更新

文● ASCII

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「Pro WS X299 SAGE II」

 ASUS JAPANは8月27日、PCIe x16スロット7基、デュアル2.5G LANを備えたワークステーションマザーボード「Pro WS X299 SAGE II」を発表した。価格は税別8万3000円前後となる見込みで、8月28日より販売を開始する予定。

ワークステーション向け機能を搭載

リアのインターフェース

 Pro WS X299 Sage IIは、最大4枚のデュアルスロットビデオカードに対応。また、NVIDIA SLIおよびAMD CrossFire 4-way構成の両方をサポートしているので、NVIDIA Quadroを含む最新のグラフィックテクノロジーを最大限に活用するマルチGPUセットアップに対応。デザイン、モデリング、医学研究、処理集約型のシミュレーションおよびレンダリングアプリケーションに適したパフォーマンスが可能としている。

 Intelデュアル2.5Gイーサネットを2基搭載し、データスループットを高め、効率化が可能という。また、グラフィックス、映像制作など、極めて負荷の大きいアプリケーションで必要とされる高密度、高帯域幅、低遅延のアクセスレイヤーネットワークにも対応する。

 CPUスロットリングなしで最大限のパフォーマンスを実現するために、詳細設計されたサーマルデザインを備える。メタルフィンアレイを搭載した効率的なVRMヒートシンクは、放熱の表面積を最大化するという。また、ヒートシンクおよび空気流路内の接続ヒートパイプが組み合わさり、最も負担がかかるワークロードでも最適な冷却性能を保てるとする。

 CPUファンとケースファン、および液冷ポンプの回転速度を温度に応じて細かく制御できるファンコントロール機能「Fan Xpert 4」を搭載。PWMファンとDCファンの両方に対応しており、PWMファンに対しては、DC制御を組み合わせることで低回転時の制御精度を向上する、PWM/DCハイブリッド制御の「Extreme Quietモード」を使用できる。

 サーバー、ワークステーション、デジタルサイネージなど、ASUSの製品を監視、制御するための一元化された統合IT管理プラットフォーム「ASUS Control Center」(ACC)に対応する。ACCでは、リモートBIOSアップデート、モバイルデバイスによる複数システムの監視、ワンクリックでのソフトウェアアップデートと配布が可能で、ITインフラストラクチャーのサーバー管理が簡単になるとしている。

 インテル Core XシリーズCPU、LGA2066ソケット、インテルX299 チップセットに対応。メモリーはDDR4-4266×8基(最大256GB)を搭載可能。拡張スロットはPCIe 3.0 x16×7を搭載。ストレージはU.2×3、M.2×2、SATA 6Gb/s×8、USBはUSB 3.1 Gen 2×3、USB 3.1 Gen 1×8、USB 2.0×4を搭載する。

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