ASUS JAPANは8月27日、Radeon RX 5600 XTを搭載するオーバークロックモデルのビデオカード「ROG-STRIX-RX5600XT-T6G-GAMING」を発売すると発表した。価格は5万50円前後で、8月28日から販売を開始する。
大型ブレード用の小型ハブと下向きの空気圧を高めるためのバリアーリングを備える3連のAxial-techファンを搭載。また、GPUコアの温度が45度を下回ったときにファンの回転を止める0dBテクノロジーにも対応する。
ソフトウェアを使用せずに静かなBIOSプロファイルとパフォーマンスBIOSプロファイルを切り替え可能なDual BIOSスイッチも搭載する。パフォーマンスモードではファンが回転して本体を常に冷却した状態に保ち、静音モードでは同じ電力目標と上限での設定が維持される。GPU Tweak IIソフトウェアを使用すれば、より詳細なカスタマイズと制御が可能だ。
ヒートスプレッダとGPUとの接触面積は、従来品と比較して約2倍に拡大した。これにより、効率よくGPUからクーラーに熱を伝えられるようになったとする。そのほか、コンポーネントには独自部品の「Super Alloy Power II」を採用した。
主なスペックは、ブーストクロックが最大1750MHz(OCモード時最大1770MHz)、ゲームクロックが最大1670MHz、メモリークロックが14Gbps、メモリーインターフェースが192bit。
ビデオメモリーはGDDR6 6GBを採用。ポートはHDMI 2.0b×1とDisplayPort 1.4×3を、補助電源コネクターは8ピン×1、6ピン×1を装備する。本体サイズは幅303.7×奥行き130×高さ53.9mm。