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ファーウェイ通信 第128回

次世代スタンダードに対応し、スマホのワンタッチ接続も便利!

Wi-Fi 6対応! ファーウェイ製高性能無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX3」レビュー

2020年08月14日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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 スマートフォンを中心として、多岐にわたるファーウェイ製品を詳しくレビューしている「ファーウェイ通信」。今回は、最新規格「Wi-Fi 6」に加え、ファーウェイの独自規格「Wi-Fi 6 Plus」にも対応した据置型の無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX3」を紹介する。

今回はWi-Fi 6に対応した最新の無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX3」をレビュー

最新規格「Wi-Fi 6」に対応し、独自規格で実効速度もアップ
それでいて価格的にもうれしい無線LANルーター

 SIMフリースマホのイメージが強いファーウェイだが、製品ラインアップはタブレットやウェアラブル端末、ワイヤレスイヤホンなど、多彩なジャンルに広がっている。家庭で用いる据置型無線LANルーターもその1つで、昨年には税抜3180円とお手頃価格の「HUAWEI WiFi WS5200」を発売。今回は新モデルとして「HUAWEI WiFi AX3」が登場した。

横置きで白が基調のデザインが特徴的

 HUAWEI WiFi AX3の特長は、なんと言っても最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6」への対応だ。Wi-Fi 6は正式には「IEEE802.11ax」という名称で、従来の「IEEE802.11ac」(今はWi-Fi 5とも呼称される)の次世代となる位置付け。ファーウェイ「HUAWEI P40 Pro 5G」やアップル「iPhone 11」シリーズを始め、各社のフラグシップスマホが続々と対応を進めており、ノートPCを含めて、間違いなく今後の主流となると考えられる。

同社の「HUAWEI P40 Pro 5G」もWi-Fi 6に対応している。さらに独自の「Wi-Fi 6 Plus」で実効速度もアップする

 Wi-Fi 6は、2.4GHz帯と5GHz帯(※1)という特性が異なる周波数帯の両方に対応することで(IEEE802.11acは5GHz帯のみ)、高速かつ安定性の高い通信が可能となっている。HUAWEI WiFi AX3では、2.4GHz帯と5GHz帯ともに2ストリームで、5GHz帯の帯域幅は160MHz。通信速度は5GHz帯で最大2402Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbpsとなっている。また、Wi-Fi 6での接続デバイス数は最大128台とWi-Fi 5の4倍。スマホを始め、PC、家電、IoTと無線LANを用いる機器が今後どんどん増加していっても余裕があるわけだ。

※1:5.2GHz/5.3GHz帯無線LAN(W52/W53)の屋外使用は電波法で禁止されています。

 HUAWEI WiFi AX3はさらに、ファーウェイの独自規格「Wi-Fi 6 Plus」にも対応している。Wi-Fi 6 Plusは、HUAWEI WiFi AX3に搭載された高性能な同社製クアッドコアCPU「HUAWEI Gigahome 650」(1.4GHz)により、対応機器との通信において実効速度の高速化を実現するものだ。なお、現時点で国内発売されている対応機器としては、HUAWEI P40 Pro 5Gがある。

HUAWEI WiFi AX3のアンテナ部でも「Wi-Fi 6 Plus」対応をアピール

 上記のような性能を備えながら、市場想定価格で税抜9980円と比較的購入しやすい価格帯を実現しているのも、HUAWEI WiFi AX3の魅力だ。これは、同等性能のライバル機と比較しても手頃な価格であり、Wi-Fi 6対応ルーターを負担なく導入したいユーザーにはうれしい点である。

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