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300Wの大容量給電が可能なスマートスイッチなど2製品 ネットギアから

2020年07月29日 17時30分更新

文● ASCII

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 ネットギアジャパンは7月29日、PoE+(IEEE 802.3at)30W給電に対応し、合計300Wの大容量給電が可能な「GS716TPP」と、合計180W給電が可能な「GS716TP」を発売した。GS716TPPが8万1950円、GS716TPは6万3800円。

 中小規模のオフィスや、リテール、病院など、多くのPoE受電デバイスを使用する人に最適とうたう、全16ポートで大容量給電が可能なスマートスイッチ。GS716TPは最大180W、GS716TPPは最大300Wまで給電できる。アクセスポイントやIP電話機、高画質IPカメラの増加や高性能化にともない、現場ではこれまでよりも多くの電力供給が必要になる。同社は、中小規模の環境にちょうど良いとするポート数と機能を積み、大容量給電スイッチを低コストで実現したとのこと。

 従来のWeb GUIに加え、Insight(インサイト)でも設定や管理が可能。Insightの場合は、ITの専門知識がない人でも、スマホやタブレットのアプリで直感的に設定できる。いつでもどこでも通信状況の確認やファームのアップデート、PoE受電デバイスへの給電ON/OFFなどの操作を実現する。

 Insightは月額もしくは年額のサブスクリプションだが、現在は最初の1年間無料でInsightライセンスを試せる。なお、スイッチ裏にあるQRコードを読み込み、数タップするだけで設定が完了する。同社は今後すべての製品がInsightでも管理可能になることを目指すとしている。

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