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WD Blue SSDでデュアルストレージを構築し、15万円以下と高コスパなTSUKUMOのゲーミングPCの実力をチェック

2020年07月20日 11時00分更新

文● 藤田忠 ●編集 ASCII

提供: TSUKUMO

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144Hzゲーミングや録画配信もできるスペック

 ストレージだけでなく、ゲーミングPCとしての性能もしっかり押さえたスペックになっている。CPUには、ゲーミングだけでなく、ゲームプレイの録画や編集といった作業も安心の6コア/12スレッド、最大4.2GHz動作のAMD「Ryzen 5 3600」を搭載。ビデオカードにはNVIDIAのミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」を採用と、これからPCゲームをはじめたい人におすすめできるスペックを備えている。それでいて価格は14万2780円、送料込みでも14万4980円からと高コスパな点も魅力だ。

 また、「GW5A-D200/T」は、G-GEARとASUSが共に開発したという“POWERED BY ASUS”にもなっており、マザーボードにはASUS製品を採用している。Western Digital製SSDと同じく、信頼性・安定性・耐久性といった点に不安なしだ。

HWiNFOで表示したシステム情報

「GW5A-D200/T」試用機の主なスペック
CPU AMD Ryzen 5 3600
(6コア/12スレッド、3.6GHz~4.2GHz)
グラフィックス NVIDIA「GeForce RTX 2060」(GDDR6 6GB)
メモリー 16GB(DDR4-2666、8GB×2)
ストレージ(システム) 500GB SSD
(Western Digital「WD Blue SN550 NVMe SSD」、NVMe)
ストレージ(データ) 500GB SSD
(Western Digital「WD Blue 3D NAND SATA SSD」、SATA3)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース フロント:USB 3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1
リア:PS/2ポート×1、USB 3.1(Gen2)×2、USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、オーディオ入出力端子×3、DisplayPort x3、HDMI×1、有線LAN端子
サイズ 190(W)×475(D)×435(H)mm
OS Windows 10 Home(64ビット)

フロントメッシュデザインのG-GEARオリジナルケースを採用

電源スイッチやUSBインターフェースなどはフロントに装備。パワーLEDとストレージアクセスLEDも備わっている

ドライブベイなど、拡張性や内部スペースに余裕のあるG-GEARオリジナルケース

CPUクーラーはAMD純正の「AMD Wraith Stealth」を採用している

フロントの120mm吸気ファンのほか、リアに排気ファンを装備している

ストレージ性能は公称値越え

 ここからは実際に、「GW5A-D200/T」のシステムや、ゲームのパフォーマンスを見ていこう。まずはメインコンセプトになるデュアルSSDストレージのパフォーマンスをベンチマークの「CrystalDiskMark 7.0」でチェックだ。

WD Blue SN550 NVMe SSDの情報をCrystalDiskInfo 8.6.2で確認

WD Blue 3D NAND SATA SSDの情報

CrystalDiskMark 7.0.0でWD Blue SN550 NVMe SSDの性能を計測

WD Blue 3D NAND SATA SSDの結果

 WD Blue SN550 NVMe SSDは、実測で公称値を超えるシーケンシャルリード毎秒2488MB、シーケンシャルライト毎秒1800MBのパフォーマンスを発揮。WD Blue 3D NAND SATA SSDも優秀で、SATA 3インターフェース採用2.5インチSSDの最速クラスと言えるシーケンシャルリード毎秒561MB、シーケンシャルライト毎秒536MBを実現している。

 なお、複数ストレージの使い分けで大事な、データごとの保存先指定だが、Windows 10のビデオやピクチャなどといったユーザーフォルダーは簡単にドライブを変更できる。さらにPCゲームプラットフォームの1つとなる「Steam」も、ゲームデータイントール先となる「STEAMライブラリフォルダ」を複数登録できるので安心だ。

フォルダーのプロパティにある「場所」で指定できる。データに合わせて、SSDや追加したHDDを指定しよう

Steamは設定→ダウンロードで、新たなライブラリーを登録できる

ゲームインストール時にライブラリーを指定できるほか、インストール済みゲームデータの移動も可能だ。ゲームに合わせて導入先を変更しよう

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