デジタルステージは7月9日、ホームページ作成サービス「BiNDup(バインド・アップ)」において、新サービス「SmoothGrow(スムース・グロー)」の提供を開始した。
BiNDは、HTMLやCSSなどのタグやスクリプトを記述しなくても、テンプレートと特許取得のブロック編集でウェブサイトを作成できるオーサリングツール。
SmoothGrowは、ウェブサイトのアクセス解析から成果達成のための改善策を提案するマーケティング機能。「Google Analytics」や「Google Search Console」のデータから、ウェブマーケティングの際によく使うデータをピックアップして可視化し、ウェブサイトへのアクセス状況から課題点を把握できるという。
任意の期間で抽出した「検索結果への表示回数」「クリック数」「目標達成数」「検索結果の平均順位」のデータをグラフ化。これにより、BiNDupにおけるウェブサイト更新前後での変化を確認できる。サイトへの流入経路の分布や、自然検索での流入キーワードをランキング化して、強化すべきウェブサイトへの誘導やコンテンツを探るヒントとして活用できるとしている。
代表的なユーザー像をキャラクター化して分析する機能も備える。訪問者全体の性別、年齢、使用デバイスなどの属性比率をグラフで比較できるのはもちろん、代表的な訪問者の基本プロフィールや消費活動をまとめ、自ら想定したユーザー像とのマッチング率を計測できる。また、実際の購入データなどから消費行動や関心事を洗い出し、ランキング形式で表示する。
そのほか、購入や成約、資料請求など、さまざまな目標ごとに重視すべき数値を分析して現在の状態を総合評価する機能を搭載する。ウェブサイトの入り口ページや、ゴールに設定したページにたどり着くまでの流れや件数を追うことで、どんな情報を得て成果へ繋がったのかを3ステップで確認できるとのこと。
契約コースは、「エントリーコース」「基本コース」「ビジネスコース」の3つを用意する。ドメイン設定上限/月々のPV数上限は、エントリーコースが0ドメイン(初期発行URLのみ設定可)/0.5万PV、基本コースが5ドメイン/10万PV、ビジネスコースが40ドメイン/50万PV。