TOUGHBOOK（タフブック）シリーズの法人向けAndroidタブレット「FZ-A3」
タフブックシリーズにAndroid 9.0搭載の新モデル
パナソニックは7月7日、TOUGHBOOK（タフブック）シリーズの法人向けAndroidタブレット「FZ-A3」を発表した。価格はオープンプライスで、7月15日以降、順次発売予定。
TOUGHBOOKシリーズの他製品同様、IP6X準拠の防塵、IPX5準拠の防水性能をそなえ、-20℃〜50℃での動作（非動作の保管では-30℃〜70℃の試験にクリア）に対応。またMIL-STD-810準拠の耐振動試験、最大150cmからの落下試験にもクリアしているという。
標準バッテリーパック（3200mAh）を搭載する「FZ-A3AJAAEAJ」と、大容量バッテリーパック（5580mAh）を搭載する「FZ-A3AJLAEAJ」を用意。それぞれにLTE対応モデル（NTTドコモ／KDDI）も用意し、合計6モデルでの展開となる。
さまざまな環境下での使用に対応し、高い衝撃性能をそなえながら、Androidを採用することで、直感的な使いやすさを確保し、導入コストを抑えられるモデルとしてシリーズに加わる。また、プロセッサーにハイエンドスマートフォンなどにも使われている「Qualcomm SDM660」を採用する点も特徴だ。
利用シーンイメージ
主なスペックはAndroid 9.0、Qualcomm SDM660（2.20GHz×4+1.80GHz×4）4GBメモリー、64GB eMMC、10.1型ディスプレー（1920×1200ドット）など。インターフェースはUSB 3.0（Type-C）×1、USB 2.0（USB Type-A）×1、拡張バスコネクター×1、ヘッドセット端子×1。無線通信規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/d/h/I/w、Bluetooth 5.0、NFCに対応。IEEE 802.11r/k/vによるWi-Fi高速ローミングにも対応する。
サイズ／重量は標準バッテリーパックを搭載するFZ-A3AJAAEAJがおよそ幅272×奥行き196×高さ16.4mm／およそ892g、大容量バッテリーパックを搭載するFZ-A3AJLAEAJがおよそ幅272×奥行き196×高さ26.2mm／およそ1052g。LTE対応モデルでは、重量がそれぞれ11gアップする。
バッテリー駆動時間は、標準バッテリーパック（3200mAh）を搭載する「FZ-A3AJAAEAJ」が公称9時間、大容量バッテリーパック（5580mAh）を搭載する「FZ-A3AJLAEAJ」が公称15.5時間。LTE対応モデルでは、それぞれ7.5時間、13時間。標準での保証期間は1年間で、引き取り修理無償のサービスが付帯するが、購入後、パナソニックの公式サイトからユーザー登録をすることで、3年間の製品保証が受けられる。
