このページの本文へ

シャープ、東京国立博物館にて8Kによる文化財鑑賞を実証実験

2020年07月01日 13時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 シャープは7月1日、東京国立博物館において8Kによる文化財鑑賞の実証実験を発表した。7月29日より開始する。

 文化財活用センターおよび東京国立博物館との協力で、「8Kで本物に触(ふ)れる」をテーマとして文化財の鑑賞をより多くの人々に楽しんでもらえるものに進化させるべく、「シャープ8Kインタラクティブミュージアム」をベースとした文化財鑑賞ソリューションを開発。

 試作機による実証実験を7月29日~8月2日の期間に東京国立博物館「東洋館」(東京都台東区上野公園13-9)にて公開する。展示名称は、8Kで文化財「ふれる・まわせる名茶碗」。実物を模した「茶碗型コントローラー」の操作によって画面上の茶碗を回転・拡大でき、70V型8Kディスプレーで細部まで再現される3D画像により、実物に触れているかのような臨場感を堪能できるとしている。また、茶碗の画像と連動させた解説表示により「見どころ」への関心を高めながら文化財への理解も深め、自らの手と目でその魅力を実感しながら鑑賞できる。

 鑑賞体験には文化財活用センターのウェブサイトからの事前予約が必要。

カテゴリートップへ