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さとうなおきの「週刊アジュール」 第129回

Azure Data Factoryに接続、トリガーを一元管理できる新UI「管理ハブ」追加

Azure VMで最大64 vCPU、高速SSD搭載のDdv4/Edv4シリーズがGA

2020年06月17日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure Database for PostgreSQL/MySQL/MariaDB:最小TLSバージョン

 Azure Database for PostgreSQLAzure Database for MySQLAzure Database for MariaDBは、PostgreSQL、MySQL、MariaDBベースのリレーショナルデータベースサービスです。

 Azure Database for PostgreSQL、Azure Database for MySQL、Azure Database for MariaDBで、最小TLSバージョンを設定できるようになりました。最小TLSバージョンを1.2に設定することをお勧めします。

Azure Database for PostgreSQLでの最小TLSバージョンの設定

Azure Data Factory:管理ハブ、インラインデータセット

 Azure Data Factoryは、データ統合サービスです。

 Azure Data Factoryで、新しい「管理ハブ」のUIが追加されました。管理ハブでは、接続、トリガーを一元管理できます。

 Azure Data Factoryのデータフローで、ソース/シンク変換定義の一部としてインラインデータセットが利用可能になりました。

Azure Data Factoryの管理ハブ

Azure IoT Edge:Mobyのセキュリティ脆弱性

 Azure IoT Edgeは、分析やビジネスロジックをクラウド側ではなくエッジ側で実行できるようにするサービスです。

 Azure IoT EdgeのMobyエンジンコンポーネントで、セキュリティ脆弱性が発見されました。対応については、次の更新情報をご確認ください。

Azure Sphere:20.05品質リリース

 Azure Sphereは、インターネット接続デバイス向けの組み込みの通信、セキュリティ機能を備えた、セキュアなアプリケーションプラットフォームです。Azure Sphereの認定を受けたパートナー企業のMCU(マイクロコントローラー)、LinuxベースのIoT専用セキュアOS「Azure Sphere OS」、Azureのセキュリティサービス「Azure Sphere Security Service」の3つで構成されています。

 Azure Sphere OS 20.05品質リリースが提供されました。このリリースには、DoS攻撃の対象領域を減らすことによって OSセキュリティを強化するための変更が含まれています。

 それでは、また来週。

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