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さとうなおきの「週刊アジュール」 第129回

Azure Data Factoryに接続、トリガーを一元管理できる新UI「管理ハブ」追加

Azure VMで最大64 vCPU、高速SSD搭載のDdv4/Edv4シリーズがGA

2020年06月17日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。今回の「週刊アジュール」では、2020年5月31日~6月6日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azure Virtual Machines:Ddv4/Edv4 シリーズ、Azure Dedicated Host、共有イメージギャラリー

 IaaSの仮想マシン(VM)機能を提供するAzure Virtual Machinesで、Ddv4 シリーズ、Edv4 シリーズがGA(一般提供)になりました。

 Ddv4シリーズ、Edv4 シリーズは、最大64 vCPUのIntel Xeon Platinum 8272CL(Cascade Lake)プロセッサを提供します。

 Ddv4シリーズは、高速、大型のローカルSSDストレージ(最大2,400 GiB)を提供し、低レイテンシ、高速なローカルストレージを必要とするアプリケーションに適しています。

 Edv4シリーズは、Ddv4シリーズと同様のCPU、ローカルSSDストレージに加えて、最大504 GiBのRAMを提供し、メモリ集中型アプリケーションや、低レイテンシ、高速なローカルストレージを必要とするアプリケーションに適しています。

 なお、現時点では、東日本、西日本リージョンでDdv4シリーズ、Edv4 シリーズを利用できません。

 Azure Virtual Machinesの「Azure Dedicated Host」は、1つ以上のVMをホストする、ホストレベルで分離されたシングルテナントの物理サーバーを提供します。

 Azure Dedicated Hostで、新たにMシリーズ、NVv3シリーズ、NVv4シリーズがサポートされました。

 Azure Virtual Machinesの「共有イメージギャラリー」は、組織内でVMイメージを共有するためのサービスです。

 Azure Virtual Machine Scale Sets(VMSS)は、多数の同じ構成のVMをデプロイ、管理するためのサービスです。

 共有イメージギャラリーの新機能がリリースされました。

  • Premium SSDのサポート(GA)
  • 特殊化イメージのサポート(GA)
  • Azure Virtual Machine Scale Setsのマネージドイメージの、共有イメージギャラリーへの移行(GA)
  • VMからのVMイメージのキャプチャ(プレビュー)
  • 共有イメージギャラリー間のVMイメージのコピー(プレビュー)
  • カスタマーマネージドキーによる暗号化(プレビュー)

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure Virtual Machinesの共有イメージ ギャラリー

Azure Site Recovery:更新プログラムロールアップ46

 Azure Site Recoveryは、様々な環境のVMや物理サーバー間のディザスターリカバリー(DR)/移行サービスです。

 Azure Site Recoveryの更新プログラムロールアップ46がリリースされました。

Azure Kubernetes Service (AKS):CNIのセキュリティ脆弱性

 Azure Kubernetes Service (AKS)は、マネージドKubernetesサービスです。

 CNIのセキュリティ脆弱性が発見されました。Azure Kubernetes Service (AKS)での対応については、次の更新情報をご確認ください。

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